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桜との関わり🌸再生と循環(伐採後の再利用について)


目黒川の小さかった桜は大きく成長し美しい桜並木になりました。そして今や都内のお花見スポットとなり多くの人達を楽しませてくれる存在に成長しました。
目黒区で桜並木を保全するための「めぐろ桜再生プロジェクト」と言う計画があります。ざっくり説明すると目黒区が樹木医に診断を依頼し、その診断結果を判断材料とし保全に努めると言ったもののようです。
そしてそのプランをもとに倒木の恐れある桜の木は伐採されるそうです。伐採された桜の木はどうなるのでしょうか?有効な資源として再利用して欲しいものです。

目黒のサクラ保全事業の流れ

目黒区HPより引用
一本一本の木にふられたナンバリング
青々と葉っぱを茂らせる桜の木🌸

桜の木は色々な物に加工出来ます。生活用品やインテリアになりますし、染め物やスモークのチップにもなり色々な用途に用いる事が出来ます。桜の木(木材)を使うための乾燥や加工組み立てに時間や手間はかかりますが、そう言った過程を体験する場や見学会などの機会を設け、希望者が参加出来るようにすれば良いのではないでしょうか。

クルミの木のスプーン🥄

これは一例ですが地方へ行くと茨城の干し芋や大阪のたこ焼き、神戸のスイーツが飛び抜けて美味しかったりします。東京はどうでしょうか?地方から色々と物資が集まって来ていますが一つ際立った特徴となると頭をひねります。都会の中にある目黒川の桜はお花見スポットであり大切な場所です。そして私達の税金で賄われています。私達を楽しませてくれる桜の木が計画に基づき伐採され、新たに加工され生まれ変わることにより、かかわり方を変え今度は生活に役立ってくれる。これは大変ありがたいことですし良い循環だと思います。

まとめ
・資源の有効活用(桜の木は都会の貴重な資源)
・地方は資源豊かでその特徴を活用している
・桜の木を再利用する事で目黒区ならではの際立った特徴になる(ブランド化)
・桜の木を再利用することで新たな産業や雇用がうまれる(生活用品、インテリア、染色等桜の木にまつわること全て)
・桜の木を再利用することで資源となりゴミが減る(無駄をなくす)
・消費に偏りすぎない
・生産販売出来る(区の財政が潤う)
・生活が豊かになる
・新しい文化がうまれる

形あるものが終わりを迎え、形を変えて新たに生まれ変わる。桜の木の再利用はまさにアフターコロナに相応しい取り組みなのではないでしょうか?

ウッドスピーカー。音の良さに感動❣️

【追記】
たまたま通りかかったら桜の木が伐採されていました。

伐採されていた桜の木
切り株の断面

伐採された桜の木を見つけてとても残念に感じました。
一般的に寿命が近づいた木は水分が少なく加工するのに向いていて、太い木は細い木で作ったものより比較的狂いが少ないそうです。なので古くて大きく成長した木は加工にむいていて再利用にもってこいなのです。桜の木を突然伐採するのではなく伐採する予定(日時等)をあらかじめ木に貼るなどしてしてもらい事前に知る事ができれば良いと思いました。

山桜で作ったククサ、亜麻仁油のオイル仕上げ。使うのが楽しみです😊

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