デビュー酒はほろ苦い
大学2年生の夏休み。
夏生まれの私のために友人が誕生パーティーを開いてくれた。
大学に近い場所に住んでいた私は、自宅でのパーティを提案した。
安く上がるならと大学生だった私たちは自宅でパーティーを開くことにした。
友人の中で一番生まれ月が遅かった私にとって、大学2年生の誕生日は大きな意味を持っていた。
そう。私はこの歳の誕生日からお酒が飲めるようになるのだ。
今思えば何がそんなにワクワクしていたのかわからない。
でも、この時期の私はお酒が飲めるということがとても楽しみで仕方