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めちゃええやん!阪急電車がついに有料座席「PRiVACE」を導入!

関西の大手私鉄「阪急電鉄」がついに有料座席を導入します。
阪急電車は乗車券のみで、全ての種別と車両に乗ることができました。
有料座席は設けない姿勢を貫いてきましたが、ユーザーのニーズに応えて有料座席を導入することが決まっています。

外観のイメージ 提供:阪急電鉄

概要

導入日:2025年7月
対象:京都線の特急・通勤特急・準特急の9300系と2300系の大阪方面から4両目の車両
料金:¥500
設備:Wi-Fi・コンセント・防犯カメラ

メリット

今回の有料座席のメリットを私なりにまとめてみました。

・必ず座ることができる


提供:阪急電鉄

今回の有料座席は指定席となっております。
どういうシステムになるかはわかりませんが、切符に座席指定番号が記載されている席に座ることができます。
一般の座席はもちろん全車自由席です。
混雑して座れないと、京都または大阪まで立ちっぱなしで移動になります。
そうなると観光地に到着するころには既にクタクタです。

観光を楽しむことに専念するためには、移動時間も快適に過ごすことが重要です。
必ず座れることが有料座席の一番のメリットと考えています。

・コンセントがある

次のメリットは全座席にコンセントが付いていることです。
観光でたくさんの写真を撮ったりすると、帰る頃にはスマホの充電がなくなってしまったという経験をされたことありませんでしょうか。
有料座席を利用することで、カメラらスマホの充電をすることができます。
帰り道だけでなく、行きでも充電をして目的地到着の時点ではスマホの充電が完了している状態を作ることができます。
他にも、パソコンで作業をしたい方にもおすすめです。

・飲食しながら移動できる

最後のメリットは、車内で飲食ができることです。
座席には簡易テーブルもあるので、そこにお弁当や飲み物を置いてのんびり景色を楽しみながら優雅にご飯を食べるのは、普段の通勤電車では体験できない鉄道の旅を楽しむことができます。
もちろん臭いの強すぎる食べ物や飲み物は周りの乗客に迷惑をかけるので、そこらへんのマナーはしっかりやりましょう。笑

デメリット

続いては、有料座席導入のデメリットです。

・利用するのにお金がかかる

まずはお金がかかります。
500円で40分間の移動を快適にすることができますが、往復だと1,000円かかります。
通勤で毎日往復で利用したい方にとっては毎月20,000円の出費になります。
自分の財布と話し合いながら利用するのかどうか決めた方がいいでしょう。

・一般車両が混雑する

続いてのデメリットは一般車両の混雑率が上がります。
阪急電鉄は8両編成です。
今回のPRiVACEを1編成に1両導入することによって、一般車両は7両に減ります。
もともとは8両全てが一般車両だったので、混雑も分散することができていましたが、1両減ったので、その分混雑するでしょう。

感想

以上のメリットとデメリットを踏まえたうえで、私の意見を述べさせていただきます。
私の意見としてはこのPRiVACEは大賛成です!
必ず需要はあると考えています。
京都線の特急は、大阪から京都という長い距離を移動するお客様が多く乗車しています。
京都線の特急は他の路線よりも豪華な転換クロスシートを採用しているものの、混雑して座れないまま京都または大阪まで立ちっぱなしであることが多いです。
そうなると観光地に到着するころには既にクタクタです。

観光を楽しむことに専念するためには、移動時間も快適に過ごすことが重要です。

この有料座席は観光に専念したい方以外にもメリットがあります。
それは通勤です。
通勤ラッシュの時間帯は、基本的に満員電車です。
この有料座席を利用することで、満員電車を回避することができます。

もちろんお金はかかりますが、始業までに体力を温存することができ、仕事の効率が上がったら収入UP上がるかもしれませんね。

まぁ私は「PRiVACE」に乗ることだけが目的なので、京都観光はせずに折り返しで大阪に戻るでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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