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【ダスカロスの教えに学ぶ31】体外離脱(「真理の言葉」第19章より)


はじめに

ダスカロスの教えに学ぶ」シリーズ、記念すべき最終回のテーマは “体外離脱”  ☆⌒(*^∇゜)v ♪

「うさんくさー」と思われるかもしれませんが、、、単に「真理の言葉」19章のテーマが “体外離脱” なだけで、、、(;^_^A 記事の内容としては「こうすれば誰でも体外離脱できるっ♪」みたいなイージーさは皆無です。というのは、“体外離脱における言動にも当然、原因と結果の法則 が働くから。

サイキカル界ノエティカル界 では、“振動周波数” によるふるい分けがある。そういうところで、“本能” や “欲望” の赴くまま行動すれば必然的に、その行為に釣り合う振動数のプレーンに行くことになる。なので、先ずは “3次元” で人様に迷惑をかけない……つまり、じぶんの “感情” と “欲望” を理性をもってコントロールできるようになりましょう〜という、幼稚園児でもわかるシンプルかつシビアな話なのだ。

真理” を学び、エゴイズム 非活性化できれば自然に、高次元への “体外離脱” に導かれる。肉体や エーテル・センター に負担をかける危険なワークは不要だ。

永遠の原子、シルバーコード

体外離脱” の仕組みの理解に役立つ、永遠の原子3つの体エーテルダブル について復習しておこう。

体外離脱” で肉体離れるのは、サイキカル体 と ノエティカル体 と、それらのエーテルダブル

サイキカル界(4次元)では、サイキカル体とノエティカル体はぴったり重なり合っているので、まとめて サイコノエティカル体 と呼ぶこともある。

体外離脱時肉体サイコノエティカル体を繋いでいるのは “白金の糸”(シルバーコード)と神秘主義者たちが呼んできたもの……で、その “” が「肉体の“永遠の原子”」と「サイコノエティカル体の“永遠の原子”」を結びつけているらしいですが、わたしはその “” をみたことがない。ただ、「3つの体ハートセンター結ばれている」という感覚はあるので(追記:体外離脱時、ロープのようなもので引っ張られて体に戻る体験はあった)、それを “” と呼んでも差し支えないように思える。

ハート(心臓)は、“永遠の原子” の “” なのだ。

肉体永遠の原子は、赤ちゃんが最初の呼吸をする瞬間から心臓に発生します。吸い込む息と吐き出す息とは、肉体永遠の原子の役割です。心臓の鼓動も肉体永遠の原子の役割です。肉体の中の一つひとつの原子や細胞の組成は、この力強い物質の永遠の原子によって促進されます。それは白金の糸(※)が始まる点なのです。過去の神秘主義者はこの白金の糸を “” と呼んでいました。

肉体永遠の原子肉体離れる時、肉体は分解されます。人の自己認識体外離脱において、サイキカル界、またはノエティカル界へ行くために引き出される時、肉体は一種の睡眠状態の中で生き続けていきます。それは死ぬことはありません。なぜなら、肉体永遠の原子が、物質の心臓留まるからです。それには、純粋に重く粗い物質における働きがあるのです。

肉体の新陳代謝や機能は、肉体永遠の原子の仕事です。物質(Noel註:マインド)の永遠の原子は朽ちやすくみえますが、しかしそれは不滅なのです。人が肉体に生きている限り、永遠の原子の回りで作業が継続的に行われています。これが私たちに生命現象をもたらしているのです。あなたが肉体永遠の原子について瞑想する時、あなたはそれが絶対的な全なる智恵の中で、どのように働いているか分かるようになるでしょう。

さて、ここで注意をして下さい。肉体永遠の原子テレパシー的 聖霊 つながっています。かつて生きた人、今生きている人、未来に生きる人などすべての人類の肉体永遠の原子は、聖霊という “有機体” の物質的細胞なのです。

【訳注】※白金の糸(しろがねのいと/silver cord):これは生命の絆を意味すると考えられる。肉体の死を迎える時、ラファエルがこの糸を切断して肉体から離れる。旧約聖書コレへトの言葉12:6に示されている。

「真理の言葉」289‐290ページ、一部の太字化はNoelが実施

自己意識” は “ロゴス” 的であり、その働きについては人間が全面的に責任を担っている。一方、3つの体を創る “永遠の原子” は “聖霊” 的であり、人間は食べ物を口に運び、体を清潔にするだけでよく、あとのことはすべて聖霊と 大天使たち が担ってくれる。

“人間形態”は2通りある、サイキカル体とノエティカル体はエレメンタルではない

「真理の言葉」19章には、「人間 二つ” のサイキカル体ノエティカル体、およびそれらのエーテル・ダブル持っている」と書いてある。

サイキカル体ノエティカル体について見ていきましょう。

現実として、私たちは二つサイキカル体とそのエーテルダブルを持っています。一つは 人間のイデア アチューンメント された完全なもので、肉体の中に存在しています。もう一つのサイキカル体は、私たちの人生の道程の中で形づくられていくものです。同じことがノエティカル体とそのエーテルダブルでも起こります。

完全なノエティカル体とは、大天使的天なる人間 刷り込まれたもので、絶対的に完全なものです。あなたはそれを動かすこともできず、その中で動くことすらできません。もう一つノエティカル体とは、あなたが個人的に成長させていくもので、その中で生きていきます。それはそれ自身の中にすべての力を持っています。そして、そのエーテルダブル刷り込みエーテル、感覚エーテル、運動エーテル、創造エーテル を利用し訓練していかなくてはなりません。

視覚化により、あなた自身の中にあなたのエレメンタルとしてサイキカル体を一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ創ることを学ぶ時、あなたはこれらのエレメンタルの中に入って行き、刷り込みエーテルや感覚エーテルや運動エーテルを配置して、それらの中にいなくても、それらを動かしたり、移動したりすることができるでしょう。しかしながら、あなたはテレパシーを使って、それらをコントロールし、方向付けしなくてはなりません。それらはあなたのサイキカル体ではありません。それらはあなたのエレメンタルであり、あなたが創り出したものです。

これらのエレメンタルは、あなたの個人的なサイキカル体エーテルダブルを通して創造されたものです。このエーテルダブル必要なくなったすべてのエレメンタル吸収し、同化しなくてはならないのです。

誰が体外離脱を経験するのでしょうか? 現在のパーソナリティーでしょうか? それとも永遠のパーソナリティーでしょうか?」という質問が出てくると思います。私たちが今まで繰り返し述べてきたことは、永遠のパーソナリティーがすべてを知り、どんな時にでも何でも行なうことができるということです。そのため、それを体験することにより学ばなくてはならないのは、現在のパーソナリティーです。

このような質問も出てくるでしょう。「体外離脱をするために、自己意識や自己認識性のセンターであるハート・センターから抜け出さなくてはならないのでしょうか?」 その必要はありませんが、あなたがそう考えるのであれば、それはあなたにとって良い方法でしょう。個人的には、それで良いと思います。私は肉体のあらゆる細胞の中心から抜け出ることを好みます。また、四次元では、空間異なった意味を持っています。

「真理の言葉」306‐308ページ、一部の太字化はNoelが実施

人間が持つサイコノエティカル体の一つは、人間のイデア アチューンメント された完全なもので、永遠のパーソナリティー によって使われる体だが、残念ながら、“自己意識 に目覚めていないひとは使用できない。

もう一つは、それぞれの転生において形づくられてゆくもので、現在のパーソナリティー の乗り物として、平均的(第4段階)~ 目覚めつつある意識(第5段階)のひと が使うものである。

注意すべき点は、「聖霊大天使たち によって創られたサイキカル体とノエティカル体」と「人間が創った エレメンタル」は “別物” であると認識すること。「イメージで非物質の体をつくり、それに自我を移す」みたいな “体外離脱” の方法を教えているひとがいるが、その行為がしばしば「悪魔」を創り、周囲によくない影響を与えることを自覚していないのは問題である、、、この手の迷惑な「悪魔」は、創った当人が責任を持って非活性化すべきだろう。

崇拝し、依存する人間を周囲に大勢集めるカルト教祖も、霊能者も、占い師も、無知な女性に貢がせるホストも、彼らがじぶんは特別な存在と自惚れている力の源がエレメンタルにあることを、自覚していないように思える。

崇拝すべきはほんとうの神であって、エレメンタルの神々ではない。

体外離脱に役立つ情報

体外離脱” に役立ちそうな情報を、「真理の言葉」第19章からメモってみた……といっても、このまま鵜呑みにせず各自で検証のこと  (*`・ω・´)ノヨロシクッ☆彡

* 人間は 3つの体(肉体、サイキカル体、ノエティカル体)を持っていて、肉体の中にあるときはそれらの3つの体は完全に重なっている。

 エーテルダブル は、人間が使う3つの体のように「独立した認識力”」(意識)を持って働く媒体ではない

エーテルダブル3つの体を創る鋳型で、“創造エーテル”、“運動エーテル”、“感覚エーテル”、“刷り込みエーテル” という4種の機能が異なるエーテルを蓄積し、それらを3つの体供給している。

 エーテルダブルは、3つの体エーテルダブルを相互に “結びつけて” いる。聖霊ロゴス はその関係を使い、3つの体を “創造エーテル” で創り、維持している。「肉体の “創造エーテル”」は肉体離れることはないが、サイキカル体ノエティカル体によって影響を受ける。体外離脱時、サイキカル体に同行しない肉体の “運動エーテル”、“感覚エーテル”、“刷り込みエーテル”」は主に、脳神経系、全身の神経系太陽神経叢などに留まる。

 “刷り込みエーテル” は「記憶」の拠点として働き、現在のパーソナリティー自己認識の基盤となる。

 サイキカル体ノエティカル体が「肉体の中」にあるとき、肉体サイキカル体ノエティカル体の “運動エーテル” と “感覚エーテル” は、一体化して動いている。

 「肉体操作」は、「肉体」と「肉体の “感覚エーテル” と “運動エーテル”」との間に “結びつき” がつくられることによって達成される。「肉体操作」は「サイキカル体ノエティカル体操作」より、ずっと難しい。「サイキカル体ノエティカル体操作」で求められる努力必要最小限で済む。それらは、わたしたちの “本質”(自己認識-魂) により近い媒体ゆえ、「サイキカル体の “感覚エーテル” と “運動エーテル”」と「ノエティカル体の “感覚エーテル” と “運動エーテル”」は自然に連動し、協力関係はひじょうにスムーズ。ただし、まず最初に「サイキカル体の “刷り込みエーテル” 」と「ノエティカル体の “刷り込みエーテル”」の間に “結びつき” が形成されなくてはならない。それには、“正しい思考” ……つまり、「ノエティカル体の “刷り込みエーテル”」の本質である “意志の力” が必要である。

 「体外離脱」するには、「サイキカル体の “刷り込みエーテル”」と「肉体の “刷り込みエーテル”」、および「ノエティカル体の “刷り込みエーテル”」と「サイキカル体の “刷り込みエーテル”」との間に “結びつき” をつくる必要がある。この “結びつき” が体外離脱時、じぶんがどこに行き、どこにいて、何をしているのかを知る “記憶の橋” として機能し、肉体に戻ったときにサイコノエティカル界での経験と印象を、3次元的な意識(脳などの働き)に刷り込む(記憶する)ことができる。よく訓練された “結びつき” は、サイコノエティカル体コントローラーとして働く。「3つの体」と「3つの体エーテルダブル」の間につくられる “結びつき” のバランスの良し悪しが、「体外離脱」の能力を左右する。

永遠のパーソナリティーとして投影された「自己認識」が、「3つの体の “刷り込みエーテル”」の “結びつき” を促し、探究者を「個別化された自己」として望むところに連れて行き、どこからでも完全な印象を持ち帰れるよう導く

 「肉体 → サイキカル体」の体外離脱時、「肉体の “刷り込みエーテル”」の “一部” が「サイキカル体エーテルダブル」に同行する。「肉体の “感覚エーテル” と “運動エーテル”」は「サイキカル体エーテルダブル」に同行する必要はないが、“一部” が同行しても問題ない。もし、「肉体の “刷り込みエーテル”」の同行がなく、「肉体の “感覚エーテル” と “運動エーテル”」だけが「サイキカル体エーテルダブル」に同行すると、悪夢、夢遊病、不健康などの肉体にとって不快な現象が起きる。

 「サイキカル体ノエティカル体」の体外離脱時、「サイキカル体の “刷り込みエーテル”」の “一部” が「ノエティカル体エーテル”・ダブル」に同行する。

刷り込みエーテル” の開発に役立つエクササイズ(各種エクササイズは ダスカロスの著書 に載っている):目にしたものを詳細に観察し、それを目を閉じて思い出したり絵に描いたりする。夜眠る前、その日にあったことを詳細に思い出す内省 する)のもよい。ただし、その際はネガティブな感情混ぜない。よくないと感じた言動があれば、ポジティブなものに置き換える。目が覚めたときに夢を思い出す習慣をつけたり、夢日記をつけるのも効果的。目の前に存在しないものをイメージで創るのもよいが、対象は無害なものか「天使」にする。いったん創られたエレメンタル永遠に存在し続けるので、「悪魔」を創ってしまったときは 非活性化に努める

 サイキカル体ノエティカル体の “” は、それを持つ人間の感情思考を反映している。善性に満ち、礼儀正しく道徳的パーソナリティーが形成されればその結果として何の努力もなく、サイキカル体ノエティカル体あるべき姿形づくられる

 サイキカル体ノエティカル体創造は、聖霊ロゴス恩寵によるものであり、離脱者の視覚化によっては為されない。が、“自己意識 に到達したひとは、そのひと自身の完全性(ロゴス性)と聖霊サイキカル体ノエティカル体形づくる

自己意識 に目覚めた探究者が「肉体の中」にいるとき、「肉体の “運動エーテル”、“感覚エーテル”、“刷り込みエーテル”」を使って、「肉体の “創造エーテル”」をコントロールできる。体外離脱時は、サイキカル体同行している「肉体の “運動エーテル”、“感覚エーテル”、“刷り込みエーテル”」の僅かな部分を使い、テレパシーで「肉体の “創造エーテル”」をコントロールする。

目標” があるのはいいことだ……と、さりげなく終了 (o^-^o)V ☆

ーーー(ひとまず完)ーーー