【本物の木星は実際、夜空でどのくらい輝いているのか?】コンジャンクションを夜空で観測するとこのように見える…木星と月のオーブ約10°の合…そして天王星は観測することが可能なのか?
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先日の記事は【サイデリアル式の12星座とは?〜太陽や月など全てのサインが変わってしまう?〜】でした。
こちらは通常のトロピカル式チャートで見るサインではなく、
サイデリアル式のサインの変化について皆さんと語り合いました。
サインが24°変わることによって皆さんの体感、
はたまた才能や適職まで変化してしまう可能性もあるので
ぜひご自分のサイデリアル式チャートを出しながらこちらのスペース聞いてみてくださいね。↓
【サイデリアル式の12星座とは?〜太陽や月など全てのサインが変わってしまう?〜】星標さん&こにーさんとサイデリアル式の変化と体感を語る!サインが変わると自分の長所や特徴はどう変わるのか?自分の新たな一面を発見できる?↓
さて、今回は自分が最近、撮影してる夜空の写真をいくつかアップしようと思います。
皆さん、自分のホロスコープはよく見ているかと思いますが、
実際に夜空の星を見たことはあるでしょうか?
普通に過ごしていたら太陽か月くらいしか目に入らないですし、
惑星も恒星もどれが何なのか分からない方もいるでしょう。
かくいう僕もその一人で、
今まで人生で一度も星ないし星空に興味を持ったことがなかったのですが、
最近は冬で星空が見やすいのもありよく見るようになりました。
やはり占星術師は本来は星を見ることで占うことをする人な訳ですから、その辺は自分なりにしっかり観測しておきたいなと。
例えば今のモダン西洋占星術は心理占星術なので
由来はもちろん実際の星空の動きから生まれた占術ですが
別に星空を観測しなくても占うことはできます。
それはモダンが心理学の占星術だからです。
ではインド占星術はどうなのか?
実際のところインド占星術もアカデミック(数学)になり過ぎていてデスクワーク感が非常に強いと感じます。
占断=結果が全てなのでもはやその占術のルーツが何なのか、理由が謎のままも非常に多いです。
ですが、そこに古典西洋占星術(ホラリー含め)の世界に回帰すると
しっかりとそこに星空(惑星)との関連を感じることができます。
それが一つはセクトであったり、コンバストであったり、各惑星の意味であったり、
星空=外界とするならばおおよそ日本の緯度では季節のルールとしっかりと繋がっているので
占星術が自然界と繋がっていることを分かりやすく感じることができます。
別に星空を見なくても占断に支障は無いと思いますが、
ここは一つ我々が普段ホロスコープの中だけでしか見てない世界を実際の星空と繋げて楽しんでいただければと思います。
それでは最近の写真をいくつかアップします。
こちらは2023.10/28のツイートから。↓
この時は日本時間の午前4時頃に月蝕がありました。
それとは関係ないですが月と木星がコンジャンクションしております。
中央が月で、すぐ下に球体があるように見えますがレンズの反射です。
左下の光が木星ですね。↓
こちらが木星↓
もちろん月ほど大きく見えるわけはないのですが
かなり明るいのが分かると思います。
こちらコズミックウォッチというアプリで見た場合の両者の位置。
Moonの部分にドラゴンヘッドのマークが重なってるのが分かると思います。
黄道と白道の交点に月があることを示しています。
この時の星空をホロスコープで見てみましょう。↓
月蝕は太陽と月がオポジション、つまり満月で
ノード軸とオーブ約11°範囲で起こります。
ノードはホロスコープで月蝕か日蝕かを簡単に判断できる優れた指標です。
それはそうとして月と木星は地球から見た場合の距離がとてつもない差がある訳ですが、
決して光量で引けを取ってないのがすごいですね。
まぁ実際に光の強さを数値化するととてつもない差があるのですが…。
地球と月は距離にすると38万km
地球と木星は距離にすると7億5000万km(接近時は6億km)
だそうで、桁が違いますね。
距離が変わるのはもちろん公転の影響です。
月が一定の距離で衛生として地球の周りを公転し、
太陽が恒星として公転することなく静止しているのでこれらの二つとの距離は他惑星と比較した場合は大きくは変わりません。
実際にはリリスが存在してるように月は軌道により地球から近くなったり遠ざかったりはしますが惑星ほどの差は無いということですね。
こちら参照
↓
ちょっと小難しい話が多くなってもアレなので次の写真にいきましょう。
こちらは上記から数日後の2023.11/3の木星の写真ですね。
木星、かなり明るいです。
これ木星だけを撮影してるから明るいのではなく、
例えば星空全体を写しても通常のカメラモードで撮影できるのは木星だけなんですよ。
指の部分、唯一光ってるのが木星だけなのが分かると思います。↓
この時もちろん他の恒星も肉眼では見えますが
通常のカメラモードだと全く写らないですね。
恒星は最も明るくても実は土星とそう大きくは変わらない明るさ(等級)なので、
やはり惑星というのは特別、明るいですしその中でも木星や金星は吉星なだけあり輝きも強いということですね。
というより、明るいから吉星とされたということです。
そう考えると、先に夜空の観測があって占星術が成り立っていることがよく分かります。
ちなみに惑星は自発的に輝いてはおらず、太陽の光を反射しています。
それも考えてみると、太陽が王者とされる理由がよく分かりませんか?
トロピカル式ではこの太陽を王者とし、絶対的なルールの中心に添えています。
サイデリアル式は太陽ではなく恒星を中心としており(まぁ太陽も恒星なのですが)
天球上で張り付いて光ってるように見える星星を中心としているため
太陽のような動きも無いので不変性があるように感じられます。
それはどこかこの世に生まれた時に与えられた天命のようなテーマを示している気が、個人的にはしますね。
で、最後はこちら↓
こちらも木星な訳ですが、
注目したいのは天王星です。
2023.11月時点では木星から見て天王星は非常に近くにあります。
Jupiterのすぐ左にUranusがありますね。↓
こちらのステラリウムというアプリでもよく分かります。↓
ですがやはり肉眼では全く見えません。
というより双眼鏡使ってもよく分からないです。
例えば先ほどの月と木星はこの距離でハッキリ分かりますよね。
オーブ10°幅とは上記の写真くらいの距離感覚を言う訳です。
そして木星も天王星も10°感覚を保っている頃だったので本来なら月の左にある木星のように、
木星の左に天王星が見えるはずです。
でも全く見えないです。(木星の写真)↓
暗視モードにしても写らないので、
これが古典占星術やインド占星術でトラサタを扱わない理由です。
昔はもちろん望遠鏡はありませんでしたからね。
ですが面白いのは、
トラサタを扱うモダンよりも少なくとも占いという予測を旨とするジャンルにおいては古典やインドの方が精度が高い予測が可能という点です。
ですから技術が発展しても、それは占いというジャンルにおいては関係無いと言いますか、
正しく言えば占星術は完成した体系なのだと思います。
なので星を観測する古典やインドは完成されており、
モダンはモダンで心理学を扱う占星術として新たに時代を作り上げるプロセスにいるのだと思いますね。
そこは別ジャンルとしての道を歩んでいくのが、やはり正しいのだろうなと感じます。
ですが最後にせっかくなので天王星の豆知識として言うと、
天王星が不安定さに関連してるのは公転面に対する地軸の傾き(赤道傾斜角)に由来してると思われます。
↓
地球がセミセクスタイルくらいの角度なら天王星はスクエアになっています。
まぁこの辺は当てつけかもしれませんが、
こんな豆知識もあると解像度が高まって面白いと思いますよ。
僕もまだまだ天文学はひよっこなので、
これからまた勉強を重ねて星を読み解く力を上げていきたいと思います。
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