マンガン細菌が見つかった
マンガン乾電池の材料として有名な金属、マンガン。そのマンガンをエネルギー源として利用する細菌がアメリカの水道水から見つかったという。
人間は炭素を酸化させ二酸化炭素にする過程で生まれたエネルギーを利用して活動するが、この細菌はマンガンを酸化させてエネルギーを得ている。
いままで、水道水が酸化マンガンで濁ったり、水道管に酸化マンガンがたまって詰まるといったことは、水道水の残留塩素による酸化が原因と言われていたが、その原因の一部または全部がこの細菌による可能性もある。
この細菌の研究が進むことに期待をしたい。
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