トヨカラがちょっともったいない

京都トヨペットが、自社の自動車に端末を接続し、停車中にカラオケボックスとして利用できるサービス「トヨカラ」を発表した。

このご時世に、家族だけ等で楽しめるカラオケボックスがつくれるというのはすばらしいことと思う。

しかし、その内容に少々もったいない部分が見受けられる。

まず、トヨタ自動車全体で展開されるサービスではなく、京都トヨペット独自のサービスであるということだ。これでは、せっかくのよいサービスが局所的な普及で終わってしまう可能性が高い。

もうひとつは、対応車種が少ない上に、新車だけの対応であるということだ。これには京都トヨペット独自のサービスというのも影響しているのであろうが、アクア・パッソ・ヴェルファイア・シエンタ・ハイエース・C-HR・センチュリーなど、非対応の車種が多く残されてしまっている。さらに、新車だけの対応のため、前の世代のトヨタ車に乗っているユーザーは買い替えない限りトヨカラを楽しむことができない。

ありがたい部分があるのは、トヨカラ対応のレンタカーを設定する計画があるということだが、これも京都地域限定であるという。

非常にもったいないと思うので、ぜひもっと広く展開をしてほしいところである。

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