今日の学び:鯨骨生物群集

クジラというどでかい生き物がいる。

現在の地球にはクジラの一種であるシロナガスクジラより大きな生き物はいないというくらい大きな生き物であるクジラは、息絶えたのちにその肉体が小さな生態系を育んでしまうのだという。これを鯨骨生物群集という。

普段はプランクトンの死骸であるところのマリンスノーくらいしか栄養源がない深海において、クジラの死骸は降って沸いた肥沃な土壌のような役割を果たすという。深海生物大喜びである。

スケールが桁違いな動物は、生態系における役割も桁違いなのである。


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