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魚座の季節-何を思い出す?

先日2月19日(月)は、朝から雨がしとしとと降り落ちていました。

暦の上では、「雨水」。


降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃を指し、ゆっくりと溶けだし、田畑を潤おし、昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきました。 (※wikipedia参照)
2024年は、その期間が3月4日までとのこと。

占星術の世界では、1年の始まりを「春分」とすることからも、その期間までに、身軽に心身を整えていくことを、星々たちはメッセージを送っているようです。

丁度、2024年2月19日の13:14頃には、太陽も水瓶座から魚座へと移動するタイミングから、浄化の雨が降り始めたことは、偶然のようで、必然の流れのよう。

同時刻にも、月星座が、水の星座である蟹座に移動し、太陽と協力的な角度で手を取り合って、新しいスタートまでに、思考や感情、人間関係、未来ビジョン等の混沌とした”モノ”を、スッキリと纏めていくことを後押ししてくれています。

年始からのあらゆる「緊張」も、少しずつほぐしながら、魚座のように「流るるままに」、リラックスする時間を意識的に作っていかれてはいかがでしょうか。

ここからは、社会でも、受験がひと段落し始め、卒業、入学、入社、転勤などと、人生の一大イベントを控えている時期でもあり、不安やモヤモヤの気持ちもMaxとなっていく時。

魚座のエネルギーを借りていきたいですね。


さて今日は、太陽が魚座に滞在する時期がどんな雰囲気なのか、何を思い出していくのか、私的な観点で綴ってみたいと思います。


■太陽が魚座へー「世界は繋がっている」その感覚を思い出す

2024年2月19日 13:14 in Tokyo 太陽魚座イングレス


天体たちが、円形の上半分に集まっているのが印象的です。

”社会の為に、世界の為に、何ができるのか。”

そんな貢献心が強く表れているように感じます。


特に9ハウスという、自分の人生理想を描いていく場所、視野や見識を広げる学びや出会い、外交、法律、出版という部屋に、リーダーシップを司る太陽が入っていることに、日本がこれまで以上に、外交に力を入れていくエネルギーを受け取りました。

2月19日は、ウクライナのシュミハリ首相が来訪され、岸田首相と平和実現のための会談をされたことは、星とも重なる配置。

マンデン占星術では、太陽は、一国の主を指し、日本の場合は、首相にあたります。

「日本としても今日の会議の成果を踏まえ、官民一体となってウクライナの復興に向けて取り組みを強化したい」

と述べられた首相。

外交関係、共同事業などのパートナーシップを司る7ハウスのカスプ 山羊座の支配星である土星(♄)も、9ハウスにあることからも、強い責任感を持って、国際社会の橋渡し的な立場を発揮していきたい気概を感じます。

私たち国民を表す月(☽)が、太陽(☉)の意志に同調するかのようでもありますが、国内も問題山積でもあるため、今後の生活への不安も見受けられ、気持ちは内向きかもしれません。

ですが、私たち自身の『新たな生存』へ向かっていくためには、世界協力は必要不可欠。

何を獲得し、何を蓄積していくべきなのか、そして、何を手放すのかと、確りと現実を見て、未来志向を取り入れていく必要性も感じます。


占星術の世界では、魚座は、大海を表すように、その海の流れに身を任せてゆけば、必ず、どこかの「国」へと辿り着きます。

そう、世界は繋がっている。

言うまでもなく、輸入大国である日本は、その海の繋がりのお陰で、私たちの生活は成り立っています。

幸福度の低い日本人と言われていますが、私たちの生活が、世界情勢と切っては切れないものであることに、厳しい時でも、目を向けていくことが大切であるようにも。

国民を表す月(☽)の蟹座は、個人を強化するプロセスを終了し、もっと大きな、広い集合的な意識を獲得していくサイン。

自分一人だけがいいのではなく、一人一人が、全体が”生きやすい社会”を作っていくことに、意識を向けていくことを学んでいく1カ月になるのではないでしょうか。

「共同体感覚」を思い出すことで、本来の自分も取り戻していくようです。


■幸せになる唯一の方法


それは、「共同体感覚」を思い出すこと。

「家庭、地域、職場、社会、そして世界といった共同体の中で、人と繋がっているんだ、という感覚を持つことで、幸福を感じる」と、心理学者 アルフレッド・アドラーは述べています。

『自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く、相手に与えること。
幸福になる唯一の道である。』
(by アルフレッド・アドラー)

アドラーの提唱した「共同体感覚」、それは、「自分」から他者に対するアクションを起こすことで、感謝、支援が得られ、そして、自分の生きがいや居場所も見つかり、やがて、人々の真の協力関係が創り上げられていく、『愛の循環』。

その「感覚」を私たち全体で、今一度受け止め、思い出す事こそ、魚座の世界の願いでもある

”地球を、宇宙を一つに結ぶことで、全ての人々が、何処にいても自分の人生を生きやすくしていきたいという壮大な理想”を実現していくことが出来るのではないでしょうか。


混沌としていくような世の中。

そんな時こそ冷静に、ゆっくりと丁寧に、私たちも、社会も、世界も、絡まった糸を解きほぐしていく。

そして、真の自由な地盤を築くために、「本気」と「自信」を取り戻し、今、何をすべきなのか、と柔軟に直感も働かせながら、進むべき方向性を見出していきたいですね。


希望の光のもとへと、”流るるままに”。

今日も、最後まで『星導べの時間』にお付き合いいただき、有難うございました。



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