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Twitterとダイレクトリクルーティングの共通点を探ってみた。
イチグウ株式会社代表取締役の星野雄大です。(@HoshinoYudai_jp)
まずはじめに。
「お前ごときのフォロワー数でTwitterを語るな!」
という類のコメントは一旦、ポケットにしまっておいてください。
どちらかと言うと今回は私の本業でもあるダイレクトリクルーティングのスカウトに関するnoteです。
人材業界のキャリアが長い私がTwitterとスカウトには共通点があると思いまとめてみました。
経営者や人事・採用担当者に読んでもらえると嬉しいです。
アカウントと会社
まずTwitterにおいて「このアカウントは〜」を定義する必要があります。
160文字のプロフィール文で簡潔に伝え、日々の140文字のツイートでさらに肉付けしていくイメージです。
運用方針が決まっていないアカウントにはフォロワーがつきにくいと言われています。
フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高いアカウントは「何を発信するアカウントか」が明確に分かります。だから、その領域に興味がある人がフォローをし、いいねやRTをしてくれます。
これはダイレクトリクルーティングにおいては「どんな会社なのか」に紐づきます。
どんな会社で、どんな事業をし、どのように事業を展開し、なぜこの自分たちなのか。会社を説明する際に簡潔に説明できなければスカウトを開封してくれたとしても読み進めることはないでしょう。
フォロワーと採用ターゲット
Twitterではフォロワーが興味関心がある分野のツイートをしない限り持続的にいいねやRTされるアカウントにはなりません。
つまり「フォロワーを把握」する必要があります。
経営者が多いのか、人事が多いのか、営業が多いのか、エンジニアが多いのか、デザイナーが多いのか、学生が多いのか、主婦が多いのか。
フォロワーに営業系の人が多いのに、エンジニアのコアな部分をツイートしても「いや、あなたのアカウントにその類のツイートは求めてないよ」という状態になるのは想像がつきます。
ちなみに私のフォロワーは経営者、人事、営業が多いため採用ナレッジや営業エピソードはエンゲージメント率の高いツイートになる傾向にあります。
※自分のアカウントのフォロワー分析したい人はTwitterでDMください(フォロワー限定)
これはダイレクトリクルーティングにおいて「採用ターゲットの把握」になります。
ここで言う採用ターゲットの把握は採用要件の把握という表面的なことではなく、要件定義したターゲットのペルソナとカスタマージャーニーまで把握してる状態を指します。
意外とここがまだまだ詰めれることが多かったりします。
※ここではペルソナとカスタマージャーニーに関しては割愛します。
ツイートとスカウト
前項と重複する部分もありますがフォロワーの興味が分かればツイート内容も決まってくるでしょう。
私は人材系企業の経営者であり野村證券出身ということもあり「採用系」「営業系」のフォロワーが多くなっています。
採用ナレッジや営業エピソードは比較的いいねをもらいやすいです。
ダイレクトリクルーティングのスカウトも同様にただ単にテンプレスカウトを送り続けるのではなく、スカウトサイトに登録されているプロフィールや業務内容、実績を確認し、自社との親和性や期待を説明したスカウトを作成した方が圧倒的に良いです。
また、氏名が分かる場合はGoogleやSNSで検索し、公開されているパーソナルな情報をキャッチアップしてからスカウトを作成するとオンリーワンなスカウトになります。
“なぜあなたなのか”を伝えることができれば、必ず気持ちが届きます。
そう信じて送りましょう。
投稿日時と配信日時
フォロワーの活動時間内に投稿した方がエンゲージメントが高くなると言われています。
例えば私は、平日深夜に投稿してもTwitterを翌朝まで開かないフォロワーが多いためツイートが見られにくいです。これは想像がつくと思います。
ダイレクトリクルーティングのスカウトも同様に、採用ターゲットがプライベートのメールボックスを確認する時間帯はいつなのか、曜日はいつが最適なのかを仮説検証していくべきです。
昨今のコロナ事情により、弊社で定石だった「月曜日と金曜日の夕方に配信したスカウトが返信率が高い」というのも変わりつつあるので、日々データを取り最適解を見つけに行くのをお勧めします。
データ収集したら別のnoteで公開してみようかと思います。
プロフィールクリックとスカウト開封
フォロワーを増やすために一番重要なのがプロフィールクリック数です。
プロフィールをクリックしてもらうためにはどんなツイートをすべきかを考える必要があります。※私はそんな考えていない
ダイレクトリクルーティングにおいてはスカウトを開封してもらう行為に繋がります。
一般的に言われているのがスカウトの件名と本文最初の三行でいかに興味を持ってくれるかが大事です。
なぜなら、スカウトサービスを使ったことがある人は分かると思いますが、サイトに登録した瞬間にスカウトが届きます。それも1日で百通以上届くこともあります。
たくさん届くスカウトの中から気にかけてもらうためには冒頭が大事です。
スカウトが埋もれることを前提に、いかに一瞬でも目にとめてくれるかを考えなければなりません。
読ませるのではなく見せるをイメージすると良いです。
スカウトの内容を「あなたのような人には腐る程スカウトが来てますよね。しかもテンプレも多いですよね。分かってます。なので当社のユニークな点だけお伝えしたいです。」というニュアンスに変えたら返信率が劇的に変わった。スカウトは1秒だけでも目を引ければ脳裏に刻める。1秒だけで良い。
— 星野雄大|バズトライヤー🦸 (@HoshinoYudai_jp) January 5, 2021
弊社の場合、これくらい正直に記載しスカウトを送ったら返信率が改善されました。思い切って色々なパターンを試してみてはいかがでしょうか。
ただし、相手のことを対して調べず「気に留めてもらう」ことだけを目的としたスカウトは企業のディスブランディングにもつながりますのでお気をつけください。
「おっす!」みたいなノリのスカウトたまに見るんだけど、あれウケないと思うんですよね。開封率は上がるかもしれないけど、出オチ感満載なスカウトになる。文章が無駄に長くなりすぎないように、流し読みでも印象に残るような文章構成にするのが肝だと思ってご支援させていただいています。
— 星野雄大|バズトライヤー🦸 (@HoshinoYudai_jp) January 15, 2021
さいごに
日々Twitterを運用し、自社の採用やクライアントの採用支援を携わらせていただく中で、Twitterとダイレクトリクルーティングは似ているなと思い、noteにまとめてみました。
今回はこれと言ったナレッジ展開はありませんが、採用のお手伝いができるようなnoteを意識していこうと思います。
弊社はエンジニアと営業のスカウト配信に強みがありますので、TwitterでDMをいただければカジュアルに相談に乗ります。
いつでもご連絡ください。(@HoshinoYudai_jp)
イチグウ株式会社
代表取締役 星野雄大
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