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木星が入るハウスのテーマから、「増えるもの」を確認しよう!

春から大学院に入るので、占星術の仕事は縮小させていくつもりでいたのですが、ここ数日突然、新しいビッグプロジェクトを思いついてしまい、学業と両立できるのか心配ですが頑張りたいなぁと思っています。
大きなお金も動くので、金融機関や事業パートナーになっていただく方向けに、初めて事業計画書なるものを書いています。
今まで自分がどれだけセミナーや出版をして収益を出すか、といった計算のために事業計画は必ず立て、こまめに見直していたのですが、外にみてもらうために、改めてちゃんと作るというのは初めてのことです。

自分の会社の実績をいろいろと表やグラフにするのはなんとも楽しい作業です。

なぜいきなりやる気になったか考えて、思い当たるのは、
木星がわたしの6ハウスに入ったから、ということ。

牡羊座木星時代の傾向

現在、天空の木星は牡羊座にあって、12年に1度のスタートのタイミングになっていますから、大きなことを始めるのには非常にいい時期だといえます。この時期に何を始めるかで、この先12年分の仕事の広がりが変ってしまう。めちゃくちゃ大切なタイミングです。
とにかく行動ありき。ダメだったらどんまい。失敗してもいい。とにかく試したもの勝ちです。

そして、各個人が新しくスタートさせるのはどんなテーマになりそうか?木星が牡羊座にあるからこそ、スタートのパワーを各自がどんなふうに生かしたらいいか、を教えてくれるのが、未来予測のトランジット法。

空の木星(トランジット木星)が自分のどのハウスに入ってくるかで、その年「増えるもの」「拡大するもの」が分かる。
これは知っていないと非常にもったいないため、ぜひとも押さえてほしい内容になります。

『星の舞式未来予測事典』にはトランジット木星についても187ページから24ページにわたって解説をしていますので、お持ちの方はチェックしてくださいね。


とはいえ、せっかくなのでこちらの記事でも丁寧に解説をしていきたいと思います。5500字以上のスペシャル記事となりました…!

そして今度は土星もやります!

※ご自身の出生時間がわからないと見ることができません。

木星が、自分の出生図のどのハウスに入ってくるか


まず、ご自身の出生図を出してみましょう。
星の舞のホロスコープ作成ページからも簡単に作ることができます。

https://hoshinomai.jp/horoscope


わたしの出生図

出生図を出すことが出来たら、ご自身のホロスコープの♈の場所をみつけてみましょう。上のわたしのホロスコープで四角く囲っているところです。

今現在、空の木星が牡羊座の真ん中あたりの場所にあります。
その場所が、皆さんの出生図のどのハウスにあたるのかを確認してみてください。
ハウスというのは、ホロスコープの中心から放射線状に引かれている線で12に分かれたもので、中心の〇のすぐ外に1~12まで番号でふってある部分のことです。
ちょうどピザみたいにこの線でカットし、1枚1枚のピザに番号が振ってあるような感じで部屋が分かれています。

わたしの場合は「6」のハウスにトランジットの木星が入ってきたことになります。

木星は公転周期が12年で、1つの星座におよそ1年滞在します。
ハウスに関しては、人によって幅がまちまちだったりするのですが、やはり、平均すると1年ほど一つのハウスに木星が滞在することになります。

木星は滞在すると、その星座やハウスのテーマを拡大してくれます。

木星が入る星座は皆同じになりますので、その星座の意味では社会的にみんなが拡大中なのですが、ハウスは個々人で違ってきます。

木星は昨年の5月にも一度牡羊座入りしていますが、初期度数まで進んで逆行し、10月末には再び魚座に戻ってきていました。
年末ごろには再び牡羊座入りし、5月17日には次の牡牛座に移動してしまいます。

木星は毎年逆行をするのですが、星座をまたぐのはちょっと珍しいです。

いずれにしても本格的な木星牡羊座シーズンは22年末ごろから5月17日までですね。

12年前を振り返る

ちなみに木星は12年で1周するため、12年前の牡羊座木星シーズンを振り返るのもいいでしょう。
12年前も一度牡羊座に入って逆行して魚座に戻るという動きをしているため、本格的に牡羊座に滞在していた期間は、2011年の1月末ごろから6月の頭まででした。

この頃、スタートさせたことでその後大きく花開いたものがなかったかどうかも、思い出してみてくださいね。

わたしはこの頃に「近い将来起業する!」という目標を持って初めて行動しました。すぐには起業できず、結局木星が10ハウスに来たタイミングで独立しましたが、この時に起業してみたい!という気持ちを持ったことそのものが、今に繋がっていると感じます。

トランジットの木星が入るハウスで分かる、12年に1度の「増える」ことのテーマ

それでは、木星がご自身の出生図のどのハウスに入っているかは確認できましたでしょうか。

ハウスの入り口が牡羊座になっているハウスというのは、もともとわたしたちの人生テーマにおいて、すごくエネルギーが注がれる場所になります。

わたしなら6ハウスなので勤務的な仕事です。
なので、もともと自分独自の仕事をしたい!仕事でやる気一杯になり、野心的になる人だ、というのが分かります。

そういうところも踏まえて、ハウスごとにまとめてみましょう。

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