経理の仕事を頑張ってきて良かったと思った出来事
こんにちは。星のきのこです。
今回は、経理の仕事を頑張ってきて良かったと思った出来事をお伝えします。
私は現在、中小企業の経理事務として働いていますが、12月に退職することが決まっています。私の引き継ぎをする新人さんが入社してからは、引き継ぎの挨拶や退職の挨拶をしています。
月末の集金や金額の確認の電話をするだけの経理の人には、基本的に退職の挨拶等はしていません。ただ、その中でもよく連絡をとる経理の方には、念の為退職の挨拶をするようにしています。
私の会社が仕入れている取引先(仮にA社)で、毎月ではありませんが月末によく集金に来る会社があります。集金に来るのは営業担当の方で、経理担当の方(仮にBさん)に金額の確認等の電話をして集金に来て頂いてます。Bさんとはお会いしたことがなく、電話のみのやり取りですが、いつも声が明るく、聞き取りやすくて、話しやすい方だなと思っていました。また、金額の確認をする際に少し待たされる時も「少々お待ち下さい、パソコンの画面を開きますので。」と、声掛けをされていて、あまり待たされているという感じがしませんでした。いつもスムーズにやり取りができるので、とても有り難かったです。
そのA社に先日集金のお願いの電話をする機会がありました。いきなり新人さんが連絡をすると驚くかもと思い、まず私が電話をしました。ちょうど、Bさんが電話に出たので、退職することと新人さんの紹介をしました。その時は少し驚いた様子で、お互いにお礼を言い、金額を確認して、電話は終わりました。電話の連絡のみでも、私が退職することを寂しく思ってくれる人がいることにすごく嬉しくなりました。
また次の月末に、再びA社に集金のお願いの連絡をする機会がありました。今度は新人さんから電話をさせ、経理担当のBさんが席を外していたので、電話を受けた方に伝言でお伝えしていました。
その数分後、会社の電話が鳴り、新人さんが電話をとって会話をして「今、隣りにいますよ。代わりましょうか?」と話し、私宛の電話かなと思っていると、A社の経理担当のBさんからの電話でした。
「これが最後の電話かもしれないと思って電話させて頂きました。本当にお疲れ様でした。」と、わざわざ私のために電話をしてくれたのでした。退職後どうするか尋ねられたり、いつも連絡をくれてありがとうございましたと言ってくれたり、いつもの集金の電話より少し長く話をしました。
わざわざ電話をくれてまで、私のことを気にかけてくれてたことが本当に嬉しかったです。また、私もBさんのように、これからも自分と関わりのある人に心から向き合える人になりたいなと思いました。経理の仕事をしていてあまり感謝されることもなかったので、頑張ってきて良かったな〜と思った瞬間でした。
あと少しで退職しますが、最後まで気を抜かず後悔のないように勤めたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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