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ついに動画検索もディープラーニングが台頭してきた話

皆さんは見たい動画を探す時、何と使いますか?

今だとYouTubeでしょうか?それともTikTok?
いやいや私はまだテレビ世代だぞという方もいるでしょうか?

今の時代、ガラケーからスマホに進歩したこともあって、NetflixやAmazonプライムもある世の中ですし、動画が自由にいくらでも見れる時代になりましたよね。

でも、「MARVEL作品が見たい!」「ドラえもんが見たい!」とかならすぐに検索して調べられますが、「青春ものっぽいものが見たいなあ」とか「なんか昔自分が体験したような感じの動画って何かないかな」のようなふわっとした感覚でしか表現できないような動画を調べたい時って、結構困りませんか?

今の情報過多なインターネット時代において、いろんな動画もあるからこそ、自分の好きそうな動画を調べようとした時にも大量の動画が出てきてしまい、しかもそれらが自分の望んでいるものでもなくもやもやする…なんてことも多いかもしれません。

今日はそんなもやもやが解決するかもしれない研究論文をご紹介します!

この記事を読まれた方には以下のメリットがあります。

・動画関連に強いAIモデルが何か知り、同時にモデル以外の要素もないと性能は上がらないことを学べる。
・日常で使われている身近なAIを知ることができる。
・AI不要論などの誤解をなくし、AIが世界に欠かせないものであることが学べる。

それではさっそく参りましょう!

動画検索の真相について

今回ご紹介する論文は"A Supervised Video Hashing Method Based on a Deep 3D Convolutional Neural Network for Large-Scale Video Retrieval"、直訳しますと「大規模ビデオ検索のためのディープ3D畳み込みニューラルネットワークに基づく教師ありビデオハッシュ法」についての論文です。

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