【勉強会報告】アールスリーインスティテュートさま と軽井沢にて勉強会を実施しました
こんにちは、採用担当の高田です。
今回は4月の終わりに軽井沢で行われた、アールスリーさんとの勉強会を報告いたします。
情報システムグループは、アールスリーさんのkintone連携ソリューションであるCustomineというサービスを利用しており、ひょんなことから「勉強会を一緒にしよう!」という運びになりました。
本記事では、勉強会に参加した、オペレーションチームの小竹さん(kintone エバンジェリスト)とエンジニアチームの盛林さんへのインタビューをもとに、勉強会を通して何を学び・感じたかをご紹介したいと思います。
具体的な勉強会の内容はアールスリーさんのブログにたくさんの素敵な写真とともに紹介されていますので、よろしければそちらをご参照ください↓↓
■アールスリーさんとの勉強会に至った経緯
--- 小竹さんが企画されたそうですが、勉強会に至った経緯を教えてもらえますか
小竹:きっかけは、私が抱えていたあるモヤモヤをSNSでつぶやいたことでした。
オペレーションチームではノーコード・ローコードツールとしてkintoneを積極的に利用しており、「全社員IT人材化」という戦略のもと、チームや部署を越えての普及活動を日常的に行っています。
ある日エンジニアチームに対して私がkintoneをレクチャーする機会があり、
「エンジニアにしかできないkintoneの使い方に繋がれば」と思い、準備をして臨みました。レクチャーの評判自体は悪くなかったのですが、フィードバックの場で
「便利なのは伝わったが、実際に自分たちエンジニアが作っているプロダクトにどう落とし込もうか悩む」
という声を頂きました。その質問に対して私も答えたかったのですが、エンジニアが普段どのように開発をしているのか分からなかったので
「こういった時はkintoneを使ったほうが良い」
という例を紹介できなかったんですね。ノーコード開発とスクラッチ開発の境目をエンジニアではない人間が把握するのは難しい・・・、でもエンジニアのためになる情報を提供したい、そんな想いを抱いてモヤモヤとしていました。
そして、それとなくその悩みをつぶやいたところ、弊社と取引があるアールスリーの金春さんが「勉強会してみる?」と反応してくださり、そのままSNS上で勉強会の骨子を組み上げました。
■いざ軽井沢にて勉強会へ
--- 星野リゾートの参加メンバー構成はどのような感じですか
盛林:エンジニアチームからは、予約システムの保守・管理を担っているエンジニア3名そしてチームリーダーの藤井さん。オペレーションチームからも小竹さんをはじめ4名が参加しました。
エンジニアチームは東京を拠点にしているメンバーが多く、軽井沢にいるオペレーションチームのメンバーと直接会うのははじめてだったりして、社内メンバーなのにちょっとドキドキしました。
--- 勉強会では実際にkintoneアプリを組み上げたのでしょうか
小竹:今回の勉強会では、ハンズオンでアプリを組み上げるというよりは、kintoneの可能性をアールスリーさんと共に、エンジニア & オペレーションチームで掘り下げることがメインでした。
なのでトークセッションでは、アールスリーさんからkintone や Customine についてや、それらとコーディングをかけあわせた具体例を紹介してもらいました。
盛林:このトークセッションがすごくて、自分が想像をしていたkintoneの利用方法を遥かに越えていましたね。
kintoneとGoogleHome1,000台を連動してサーバレス環境を構築し、館内放送をするアプリケーションを作った話を聞いたときは、kintoneのイメージが「便利なもの」から「なんでもできる可能性を秘めたすごいもの」にガラッと変わりました。
--- ほかに印象的なことはありましたか
盛林:勉強会の内容からはズレてしまいますが、アールスリーさんのCustomineへの情熱というか、愛情がすごかったですね。自社のプロダクトについて楽しく語ったり、説明している姿を見ていると、「自分もプロダクトに対してより真剣に向き合いたい」と思いました。
小竹:私は、アールスリーさんメンバーのファシリテーション能力の高さに驚きました。
勉強会ではkintoneの構成を考えるワークショップもチームに分かれてしたのですが、意見を形成する過程のデザインだったり、理解が遅れているメンバーへのフォローアップだったり、が的確で。
日々のオペレーションで磨かれたプロフェッショナルさを感じ、自分も身が引き締まる感じがしたのを覚えています。
■勉強会を通して学んだこと、得たこと
盛林:今回の勉強会を通して、kintoneやCustomineの可能性を色濃く感じられたのがとても良かったです。
Customineを実際に提供してくださっているアールスリーさんのエンジニアや実際に使っているオペレーションチームの視点での意見を聞くことによって、kintoneが得意なこと・不得意なことの整理がついたので、今後の開発に活かせる実感が湧きました。
--- 小竹さんがエンジニアチームに伝えたかったことですね
小竹:盛林さんからその言葉を聞けて嬉しいです。
当初、勉強会を企画したときは、kintoneという共通言語をエンジニアとより深く共有できたらいいかな、ぐらいに思っていたのですが、
勉強会をきっかけに他のエンジニアから、「追加で実装する機能をkintoneで組みたいからもっと教えてほしい」という声をもらったときも、心のなかでガッツポーズしましたねw
盛林:当初はノーコードツールとコーディングという対比で捉えていましたが、知れば知るほど、ツールの利用もコーディングも、「あくまで手段なんだな」と改めて思いました。
一緒に参加したメンバーと開発するときも「これはkintoneで開発した方が早いよ」といった会話が生まれていて、プロダクト価値最大化のための開発ができているなというのを感じています。
--- 今後もこういった勉強会を継続していきますか?
盛林:社内外問わずもっと参加したいと思いました。今であればkintoneの知識も増えたので、もっとディープに楽しめる気がしています。
小竹:私も続けたいですね。今度はエンジニアチーム主催の勉強会、期待しちゃっています。
業務以外でチームの枠を越えてプロダクトづくりについて話す機会って貴重だなと思いました。チャットでのコミュニケーションで分からなかった、ものづくりへのこだわりやエンジニア独自の視点はどれも興味深くて・・・、
一緒にやるこれからのプロジェクトがより楽しみになりました!
今後も社内外問わず様々な勉強会を予定していますので、紹介していこうと思います。
そしてご協力いただきましたアールスリーさん、本当にありがとうございました。
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