自己紹介
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映像制作会社に所属するTVディレクターです。近年は総合演出やプロデューサーを務めることが増えています。千葉県市川市出身、松坂世代です。
メインにはテレビ番組の制作をしつつ、TVCM、MV、展示映像など、様々な映像制作を手掛けています。映像以外にも「音声ガイド」の制作や、変わった所では「美術展のアドバイザー」も務めています。
事件事故を扱う報道分野、密着ドキュメンタリー、再現ドラマ、アートや建築を扱う教養系番組からアイドルバラエティーまで、幅広くいろいろな番組を作ってきました。自分で企画書や台本も書きます。撮影、編集、時にはナレーターも務めます。お客さんを入れたスタジオ収録では前説も担当しておりました。
「何かこいつに任せてみようかな!」と思って頂けましたら、お気軽にお声掛けくださいませ。📩
こんな代表作があります。
NHK BSプレミアム
「激走!日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~」
日本一過酷な山岳レース「トランス・ジャパン・アルプス・レース」に密着したNHKのドキュメンタリーです。演出を担当させて頂きました。
私にとってNHK初仕事で、関わるスタッフの人数や予算スケールにおいても初めて尽くしでした。当時は大きなプレッシャーを感じておりましたが、結果的には強運に恵まれて大成功。個性的な出場選手に、いい塩梅に晴れたり荒天になったりする天候によって、レースそのものが神がかり的に面白く展開。番組は大変面白いものになりました。
カメラマンとして平出和也さん、中島健郎さん、鬼軍曹 田中正人さんが参加してくださっているのも見所です。凄い映像を収めてくださいました。私もカメラ片手に走り回っています。
300時間以上のロケ素材を丁寧に書き起こし、40日間かけ2時間の番組にまとめる編集作業をいたしました。番組のBlu-rayが発売されています。是非ご覧いただきたい私の代表作です。また、その取材の舞台裏を齊藤プロデューサーが綴った書籍も発売中。私も登場人物の一人として描かれており、大変光栄です。
フジテレビ開局60周年特別企画
報道スクープ映像 昭和・平成の衝撃事件!大追跡SP
ドキュメンタリードラマ
「ロス銃撃事件“疑惑の真相” 新証言!刑事たちの戦い」
2019年3月31日(日) 19:00~23:09 に放送された、フジテレビ開局60周年の大型特番。その中の目玉企画「ロス疑惑」の実録ドラマです。私はドキュメンタリー班のチーフディレクターを務めました。
1981年から82年にかけてロサンゼルスで起きた三浦和義事件。その経過を細かくまとめ、裁判資料を読み込み、ロサンゼルスに飛び、事件現場や当時のロス市警の捜査官を取材。貴重な捜査資料の数々を入手し、番組全体の構成を執筆しました。その完成を受け、ドラマの制作会社が合流。ドラマパートの収録も監修役として立ち会いました。
出演は、主人公のジミー佐古田捜査官を徳重聡さん。そして、要潤さん、山田純大さん、林泰文さんでした。(要潤さんとはその後もご縁が続き、テレ東の「新美の巨人たち」でも度々ご一緒させて頂きました。)
この番組の流れで、フジテレビの同じチームのお仕事「FNN報道スペシャル 平成の大晦日 令和につなぐテレビ」にもディレクターとして参加させてもらいました。タモリさん司会の6時間生放送。いくつかのVTRと、フロアDを担当。令和になった瞬間は、タモリさん、黒木瞳さん、伊集院光さん、足立梨花さん、カンニング竹山さん、カズレーザーさんのすぐそばで、立ち位置の指示を出しておりました。
NHK BSプレミアム
「これが弊社のお宝映像」
企業のお宝映像を紹介するNHK1時間のバラエティー番組。ナイツの塙さんがMCで、パネラーは森永卓郎さん、南果歩さん、田中道子さん(第1回)、山崎怜奈さん(第2回)。
私は総合演出です。
この番組で私は「サブ出しVTRスクショシステム」を発明しました。
スタジオでタレントさんがVTRを見て感想を言う番組はたくさんあります。企業のお宝映像を見る番組も、既に他局にありました。そこで、「これをよくある番組にしたくない」「違う見え方をしたい」と考え、スタジオにいる出演者が単にVTRを見るだけではなく、他にも何かの作業してもらおうと考えました。
思い付いたのが「スクショ」です。出演者さんの手元に「押しボタン」を用意。押すと今見ているVTRのスクショが溜まっていきます。各人撮ったスクショを振り返りながら、ワイワイ盛り上がれる仕掛け。これがうまいことハマりました。
塙さんや森永さんがこのシステムを使った色々なボケを繰り出してくれて、笑い所の多い番組になりました。第3弾の用意もしてあるので、またやれる日を願っています。
テレビ東京 新美の巨人たち
「ピカソ×爆笑問題 太田光」
「村上隆×ロバート秋山竜次」他多数
毎週土曜の夜10時からテレビ東京で放送中の美術番組です。
2000年4月に「美の巨人たち」としてスタートし、2019年4月にリニューアルして「新美の巨人たち」になりました。かつては、ナレーション解説の途中にストーリーテラーというドラマパートが入る構成でしたが、現在はアートトラベラーが作品のある場所を訪ねる構成になっています。
リニューアル以前、小林薫さんがナレーションの時代にも演出を務めています。マグリット「ピレネーの城」、マネ、モネ、杉浦非水、モンドリアン、山田守「日本武道館」、ロートレック、北斎、広重、平山郁夫、小野竹喬、円山応挙、曾我蕭白、セザンヌ、シャガール、醍醐寺、象設計集団…他多数です。
この番組は以前から総合演出がいないため、回ごとの担当ディレクターの裁量が大きく自由度も高いため、「他のDよりも面白いものを作ってやろう!」と、気合いが入る番組です。対象の魅力を引き出すのは当然のこと、私は1オンエアに1つ以上の「新しい演出」を入れようと、もがきながら作っておりました。ロケ台本とナレーション原稿は全て、私が自分で書いています。ここぞ!という回には放送作家の伊藤正宏さんに入っていただき、一緒に作っています。
私の主な担当回を挙げてみます。
村上隆×ロバート秋山竜次さん/帝国劇場×田中道子さん/長沢芦雪×本仮屋ユイカさん/歌舞伎座×内田有紀さん/円山応挙「大乗寺」×本仮屋ユイカさん/ウェストミンスター寺院と宮殿×田中道子さん/ジュアン・ミロ×林家たい平師匠/遮光器土偶×菊池桃子さん×ビートたけしさん/国宝土偶×本仮屋ユイカさん/火焔型土器×本仮屋ユイカさん/FLライト「ヨドコウ迎賓館」×内田有紀さん/大谷幸夫「国立京都国際会館」×伊野尾慧さん/竹久夢二×貫地谷しほりさん/平等院鳳凰堂×本上まなみさん×アルコ&ピース/「金沢21世紀美術館」×寺島しのぶさん/村野藤吾「日生劇場」×南果歩さん/京都「長楽館」×アンガールズ田中卓志さん/「日光金谷ホテル」×貫地谷しほりさん/山口蓬春×とよた真帆さん/山形「銀山温泉」×貫地谷しほりさん/ピカソSP×爆笑問題 太田光さん/ミュシャ×要潤さん/奈良「長谷寺」×貫地谷しほりさん…他多数です。
「爆笑問題の太田光さんとピカソ2夜連続スペシャル」を見たフジテレビのプロデューサーさんからお声掛けいただき、イベントと番組制作をさせて頂く企画に恵まれました。
現在、美術展のアドバイザーや美術教育教材の制作にも携わっているのですが、この番組をきっかけにご縁を頂きました。
30代の頃には、テレビ東京の「ガイアの夜明け」「ソロモン流」、「WBS」の特集コーナーなども担当しておりました。関ジャニ∞や私立恵比寿中学といったアイドル番組も経験しています。
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