#文学フリマで買った本
『アンソロジー 非実在神様』(秘密結社きつね福)
瀬戸千歳さんのブックデザインが神で、アンソロのテーマも面白くて良かった。
オカワダアキナ『顔たち、犬たち』
クリタさんの装画が最高で、打ち上げでもずっとその話をしてた。顔がいい。
我妻俊樹/平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』
会話形式で読みやすくて面白そう。
榊原紘『koro』
「もうあがる雨とわかっていたけれど祝詞のように傘を差し出す」好き。
連句誌『みしみし』
西川火尖さんとか面白そうな人多くて、連句も新鮮だった。
『ねじまわし』第七号
「詩篇から揚羽へ光飛び移る」(神野紗希)良かった。神野紗希特集、どこまで切り込めるか、これから読むのが楽しみ。
箱森裕美の句集『鳥と刺繍』
「性愛や雪にうすみづいろの影」が良かった。
箱森裕美『花を食む』
「許してしまふ打水のあとにまた」の句が良かった。
『瞼のための偶数』
歌壇賞の受賞の言葉が良かった。受賞の言葉って、人それぞれ全然違って面白いよね。
『ポエトリー左右社』
「食べかけのファミチキを手に持ったままスケボーをすべっていく男の子」(阿波野巧也)の歌がよかった。
『詩誌 透けやすい』
買うとき迷ってタムラカナメの本全部くださいって言った厄介客は私です。
「語ること 課されること 寒鯉ぽきぽきと呼吸」(田村奏天)が良かった。韻律と内容の呼応とか、ぽきぽきのオノマトペがリアルかつ効果的で好き。この分かち書きも寒鯉の呼吸が支えてると思う。
歌集『夜を着こなせたなら』山階基
「生きかたはひとつではない生きかたはひとつしかない箸置きの鳥」が好きだった。サイン嬉しい。
光の当たり方で、エメラルドグリーンになったり、ビビッドなピンクになるのすごい装丁。手にとって見てほしい。
『みやざきぽかぽかたんか』
俵万智はじめ多くの歌人がいて、楽しい。
「ニシタチに酔へばグラスに焼酎と日向弁じやがじやがと注(つ)がれつ」(黒瀬珂瀾)が好き。
チェキ嬉しかったし、認知されててびっくりした。
『棕櫚』
表紙めっちゃいい。ずっと眺めても楽しい。
「新顔も旧知の如く氷菓食ぶ」(栗山心)良かった。
『Twitter』吉田棒一
めっちゃおもろいし、めっちゃおもろい棒一さんだから成立してる企画だと思う。すごい。
『葛原妙子歌集』
「みづからをみづからの手であざむくにいかにか愉し化粧といふは」が良かった。
短歌なんだけど、文語だからか、定型への言葉のつめ方(組み上げ方)が、ちょっと俳句の技巧に近い感じがする。楽しい。
犬と街灯『みんなの美術館』
以前売り切れで買えなかった待望の本。
うっかりさんの「庭清水かぜに水面を合わせおり」「月草の囲む小舟の新しき」が良かった。
『光vs闇 カップリング短歌バトル』
短歌の上の句を光(or闇)で詠み、別の人が下の句を光闇反転で詠む企画。
光→闇の歌「ねえ海に行こうよ夜明けを見ようよ握りしめてくる片道切符」良き。
下の句の光闇反転より、575に題と光闇を入れ、下の句にパスを出す上の句担当が難しそう。
白湯ささみ『夢五十五夜』
夢日記。ダウンタウンの三人目としてバラエティの司会をするのおもろすぎる。
あしなが育英会『星になったあなたへ ─遺児のお母さん作文集─』
様々な不安の中で、当事者の実感に沿った重みのある言葉で書かれていて、必読の一冊。
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以上、文フリ感想ツイートのコピペでした。
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