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絵本作家のいる場所。~図書館~

今回から不定期に「絵本のある場所」・「絵本作家のいる場所」についておしゃべりしていく事にします。

ぼくは絵本作家としてこれまでたくさんの場所で口演をしてきました。全国各地で600カ所以上。イベント回数で言ったら…もう数えるのもいやになる位(笑)

およそ絵本作家からはイメージ出来ないような場所でも口演をしてきたので、これだけの数になっているんですね。

そんな絵本作家 保科琢音だからこそしゃべれる「場所」をテーマに、絵本であったり絵本作家のあり方であったりについておしゃべりしていきます。

今回は「図書館」

まぁ絵本といえば図書館という位に、絵本と図書館は密接な関係ですね。

ぼくは絵本作家になる前、公共図書館で10年間勤めていました。だからこそ言える事があります。

絵本にとって図書館は2通りに別れます。
「守りの図書館」か。
「攻めの図書館」か。

2つを簡単に説明してみます。

まずは守りの図書館。

昔から読み継がれてきた絵本を中心に蔵書している。俗にいう「名作絵本」や「課題図書」が多く並びます。

守りの図書館の良い所は、子どもの頃に読んだ絵本が行けば必ずある事。自分が親になったとき、子どもにも自分が好きだった絵本を読ませてあげたい。そんな願いが叶う図書館。まさに図書館本来のあり方だと思います。

ただ、有名絵本作家の新刊は蔵書するが新人絵本作家の絵本を蔵書する事は稀。

つぎは攻めの図書館。

名作絵本や課題図書も蔵書はするが、新刊絵本や新人絵本作家の絵本も随時並ぶ。

攻めの図書館の良い所は新しい絵本にたくさん出会える事ですね。各図書館で蔵書する絵本の内容が違うので、攻めの図書館をめぐれば色いろな絵本に出会えます。

ただ、あくまでも選書をしているのはその図書館の司書が中心。センスが片寄っている図書館もあるので正直アタリハズレもあります。

本当に簡単にですが2つの図書館を説明してみました。

守りの図書館が良いか。
攻めの図書館が良いか。

それは人それぞれの好みだと思います。

ぼくは東京都渋谷区の図書館で6年間。地元横浜市の図書館で4年間。図書館職員として勤めていました。

あえて言います!

横浜市の図書館は「守りの図書館」で、渋谷区の図書館は「攻めの図書館」です。

まぁかなりぼく個人の見解が強いです。
なんか方々で怒られちゃわないかな。
んーま、いっか。本当の事だし。

絵本作家として活動している今、やはり攻めの図書館を応援しちゃいますよね。横浜市の図書館はもうちょっと攻めてほしいんですよね。地元だし。まだまだ無名の絵本でも面白い絵本はたくさんあるよ。つまりはぼくの絵本位は蔵書してよ!って事。

まぁ、負け惜しみです。

横浜市の図書館はもっと上手に絵本作家 保科琢音を使ってほしいですね。地元だし。そりゃまだまだ無名の絵本作家かもしれないけど。地元にこんなに面白い絵本作家がいるんだから。

まぁ、負け惜しみです。

日本一の絵本作家になる為に生きているのだから、さっさと地元の横浜くらいでは飛び抜けないとですね。目指しているのはあくまでも全国で世界なのだから。

是非是非、絵本作家 保科琢音をよろしくお願いします!

はい、負け惜しみからの宣伝です。

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