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片づけのための片づけからスタート。

築150年以上と言われている古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するかは、はっきりとは決まっていないが、とにかく3世代分が溜め込まれた家財をまずは片づけるところからスタート。

ゴールデンウィーク初日の2021年4月29日の記録。

私は始発でドコドコと電車とバスを乗り継ぎ、現場到着。これから来るお助け隊メンバーのための食べる事と寝る事の下準備。

友人でお片づけプロのサヤマネエさん、その友人で大工仕事ができる料理人のアサカワさんが別便で到着。そして友人でイチジク農家のユカさんは今日は雨で農作業ができないので急遽参戦。一気に8本の手!これは強い。

まずこの日、プロパンガス開通。ガスレンジが使えるようになり、人類が火を取得した喜びを噛みしめる。頭の中に「2001年宇宙の旅」のテーマソングが流れます。放置されてベタベタになっていたガスレンジやらレンジまわりをユカさんがピッカピッカに!うれしい。まかないが作れる。

歩ける範囲にはお店は1件もないので、ネットスーパーで事前に食材とお酒を注文。郵便局と提携しているらしく、送料はそれなりにかかるが量を頼むには便利だし、やりくり上手になりそうである。冷蔵庫が満杯なのも気持ちが豊かになるものだ。

2階の元蚕場、今は「ラビリンス」と呼んでいる3世代分のものが溜め込まれた物置場。東側の梁が1本落ちていて、ここが一番の心配な箇所。いつ落ちたのかも前所有者もわからない。この落ちた梁を思い出すたびに気持ちが暗くなっていた。

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サヤマネエ、アサカワのプロフェッショナルコンビは、この「落ちた梁」を直すためのお片づけに取り掛かる。その場で分類しながらテキパキと。さすがである。出てくる出てくる衣類から使われないままストックされた食材や洗剤やらが。あまりに「海苔」がたくさん出て来て「海苔屋敷」とその後呼ばれる事になる。

小さいながらも焼却炉があるので、庭で燃やせるものは燃やしながら片づけられるのは田舎ならではで楽しみでもある。

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夕方になると急激に冷え込む。ストーブをつけた部屋で3人で夕食。どんどんストーブに近づいて行き輪が小さくなる戦士3人であった。アサカワさんは初対面だったのでいろいろと情報交換。釣り人で料理人で大工仕事もできる。笑顔がまろやかなマルチパフォーマー!そしてサヤマネエつながりの大工のヒャクダイ先生に連絡を取った事が、連休中の急展開に繋がる事になる。

アサカワさんとは、釣りの話、バイクの話、ボランティア活動の話、そして途中で記憶が飛びつつ。。。3時まで飲んでしまった。初日から飛ばしすぎた。

広い旧家のため、ここにいるだけで歩く歩く。この日の歩数21,803歩。


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