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すもも も もも もも も もも の桃源郷ずら

築200年とおじいちゃんは言っていたらしく、伯母は築150年ぐらいと言っている古民家を引き受けた。正式には私の名義ではなく息子名義ですが。

未だ、はっきりとした活用方法は定まっておらず、ただただ母の実家を空き家にし続けておくのが忍びなく、なんとかしたいという気持ちだけでまず引き受けスタートをきりました。

この家のまわりには、プラム畑が広がっています。その畑の奥には小高い山があり、その山を守るように桜の木が一本すっくと立っています。私はこの桜があるという事を知って、今回の引き受けを決断したところもあります。誰にも群れる事のない、立ち姿が非常に美しい彼女(多分きっと)の魅力は大きいものでした。

東京ではソメイヨシノが満開。

という事はプラムも裏の桜も盛りになる頃。なのに私はいくつかの仕事を抱えていて、すぐに見に行く事がかなわない状況。そんな中、従兄弟が現地に行くというので「写真撮ってきて!でないと来年まで花の盛りの景色が拝めないのは残念!」とお願いをし送ってもらいました。

プラムはほぼ満開。白い小さな花をたくさんつけています。裏の桜はさすが!凛としています。「私を見て!」オーラが出まくっています。

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この写真を見て、従兄弟に「文字通りの桃源郷だねぇ。きれいだねぇ」とメッセージを送ったところ

「桃じゃなくてプラムだよ」の返事。。。。。。。。

おいおい?!私を誰と思っているのかな?君の従兄弟だよ?で、この家で休みごとに一緒に遊んだよねぇ。。。家のまわりには「プラム畑」があるのは子供の頃から知ってるよん。「プラム」は日本語で「すもも」って翻訳もできるよん!「す」がちょっと余分についてるけど「もも」は「桃」。

「すもも も もも もも も もも の桃源郷」笑いマーク付き

でお返しいたしました。

この「プラム畑」は「農地」ですので右から左に譲り受ける事はできません。農地の話はまたいつかしたいと思いますが、このプラムを守ってくれる人がいて本当にありがたい。

私は大人になってからスーパーでプラムを買った事がありません。見た目だけである程度美味しさがわかります。木からそのまま捥いだプラムの味を知っているというのも少々罪なものです。

仕事がひと段落する来週行く事にしていますが、花の盛りはもう過ぎてしまっているでしょう。香りはどうなんだろう。風の柔らかさはどうなんだろう。そういった肌で感じる事ができないもどかしさを感じつつ、この古民家の活用プランをいろいろ考えて、来週持って行く物ややるべき事を頭の中で整理しつつ、東京のソメイヨシノを愛でていた本日。


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