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子宮頸部中等度異形成との戦い記録!①

皆さん、こんにちは!前回の投稿から相当に時間が空いてしまいました。。
大事な内容なのですぐに投稿したかったのですが、ごめんなさい!

さて本日からは、前回の予告通り、私の子宮頸部中等度異形成との戦いの記録を皆さんに共有させていただきたいと思います。

この病気、本当に結構身近にあります。
「実は手術をしまして、、、」と友人や先輩に打ち明けると、「私の友達もそうなんだよ、しかも妊娠中に分かったから出産してから手術だって、、落ち着かないよね😱」などの、考えただけでも心が締め付けられるようなエピソードも聞こえてきました。

先に結論から申し上げますと、私の場合、手術は成功し、病後一年経過後も再発せずに過ごすことができております。ただし、半年に1回の検査は引き続き行なっており、完全にこの疾患からさよなら出来てはおりません。
そんな私の経験談、特に下記のような皆さんのご参考にしていただきたいと思っております。

①いま、まさに、子宮頸部中等度異形成の疑いで不安な毎日を過ごされている方
②疑い診断となってから、どのような検査⇨手術経過を辿るのか気になっている方
②この疾患について知識を得ておきたいとお考えの方

それでは、私の戦いの記録をご覧ください!

【第一幕】子宮頸がんの細胞診で要精密検査!まさか私がこの年齢でがんの疑いが!?


ー健康診断でD2判定ー
2019年9月初旬、例年のごとく健康診断を受診。

長時間労働大歓迎!お酒も大好き!タバコももちろん相棒です!という不摂生まっしぐら、しかし健康診断は成績オールAの健康優良児状態の私の元に9月中旬に届いた診断結果連絡票。
まず目に飛び込んでくる基本検査項目はいつもながらのオールA。健康は当たり前に享受するものよね、と毎年代わり映えしない結果を流し読み。

ところがふと目に飛び込んできた婦人科項目。
見慣れない、”D2”と”C0”の判定。それぞれ、子宮頸部細胞診異常と子宮筋腫の項目につけられたアルファベットと数字。
何を意味しているかを確認すると、”D2”=要精密検査、”C0”=1年後検診という説明書き。
1年後健診はまぁわかったわかった、…うむ?要精密検査??私が???しかも、、、子宮頸がんの項目で!?まじ!!?

結構いろんなことに動じない私も、流石にこの時は心臓の鼓動が強まって、いわゆる”やばい”という感覚に襲われました。
それでも、不安がっていても仕方が無いと気持ちを速攻で切り替えて、早速近隣の産婦人科クリニックに受診予約を取ることに。9月末に受診することができました。

ーいざ、精密検査のために産婦人科クリニックへー
受診日を待つ間、検診結果に書いてあったベセスダ細胞診の結果、”ASC-US(のちにアスカスと読むことを知る)”という結果が何を指しているのか調べました。

ASC-US:Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance)=意義不明な異型扁平上皮細胞
要するに、【細胞の形が正常とは言えないものの、”がん”や”がんの前の異形成”と呼ばれる状態とはまだ判定はできない、気になる形をした細胞がありますよ】ということを示すようでした。
調べていくと、ASC-USという診断は数十人に1人の確率で診断され、多くの場合は問題にならないこと、ASC-USと診断されても子宮頸がんの確定診断が付くのは1,000人に1人、などの記事(クリニックの先生が書いている信頼性のある情報)を読むにつれ、”これなら絶対大丈夫でしょ。子宮頸がんなわけないわ。むしろ子宮頸がんの確率は宝くじ当てる方に近いやつ!”などと妙な安心感を覚えていました。
そして気楽に向かったクリニック。まずは健康診断の結果をお伝えし、【HPV簡易ジェノタイプ判定検査】を行うことに。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされるがんであり、数多くの種類があるHPVの中でも特に高リスクと言われる16型、18型、あるいはその他の型に感染しているのか?を確認することが簡易判定の目的でした。
検査自体は本当に楽ちん、座っている間に先生が子宮頸部の細胞を綿棒のようなもので擦って終わり。
2週間後には結果が出るということで、予約を入れてその日は帰宅することに。
結果を待つ間、今度は16か18型のいわゆる高リスク型だったときの展開はどうなるのか?が気になり出して、調べ始めました。
すると、高リスク型が陽性だった場合は、コルポスコピー+生検という次なる検査が待っているとのこと。この検査では細胞ではなく組織を取ることになるため、出血を伴う場合、なかには痛みを感じたという体験談を載せる方もいらっしゃるなど、少し大変な検査になることが分かりました。
ただ、この時も余裕綽々。なぜならば、高リスク型に感染している、という結果が出る確率もこれまたとても低いという記事ばかりだからです。
この時の私の頭の中にあったイメージは、”あみだくじ”。
悪い方を引き当ててどんどん下に向かっていくのか、脱出するのか。
私は常に、”次で脱出できないというシナリオってほぼ無いよな”と気楽に構えてました。
そして、検査結果を伺いに10月中旬にクリニックへ。

ー第二幕に続くー

Hoshiko




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