愛 夢 そして言葉のようなもの
愛してる
愛を伝えるのに彼女達は言葉のような
何かを纏った温度のようなものを用いた
ただ
抱きしめる
たったそれだけでも愛を伝えられるような気がした
夢みてる
夢を語るにも少年たちは言葉ような
何か孕んだ眼差しのようなものを使った
ひたすらに走った
その足跡が夢の骨格を形成しているような気もする
そして綴った
愛や夢のような形のない光だけを通して
自分を映し出す窓は明かりを消した瞬間に
空気の続く限り世界を広げていった
それらは言葉のような音と線で
なんだが君の髪を撫でたくなった
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