柿村物語(Minecraft)#1
仲間のルーちゃんと初めてこの世界に降り立ったところは、白樺の森。
何回か新しい世界を経験したけど、毎回微妙に異なる。
だから最初のこの瞬間はいつも新鮮。
そりゃそうだ! 今からしばらくお世話になる世界。
どんな感じか気にならないほうがおかしい。
木がたくさんあるね。
幸先いいよ。
だって、最初は木を切るところから始まるんだから。
まずは素手で木を切る。
木材にして、作業台を作る。これは必須アイテム。
いろいろな材料を集めて、必要なものを作っていく。
木を切るための斧、岩を砕くつるはし、土を掘るシャベルなどをの道具を作り、材料集めを繰り返す。
道具は使えば使うほど摩耗する。どこだってそうだ。
耐久性は作られた素材で異なる。
木は一番弱いし、すぐ壊れる。
だから今後、石製、鉄製、ダイヤモンド製、もっと最強なものにグレードアップしながら生きていくのだ。
さて、ひと作業したら、ちょっと休憩。
森の中で作業していたので、周囲がどんな感じか気になってきた。
土のブロックを足元に積み上げて、その上に乗り、視界を上げる。
高くなるほどにゾワゾワするし、じんわり汗がにじむ。ゆっくり慎重に。
どうしても周りの景色を眺めたい。
いつでも、今、自分がいるところは掴んでおきたい。
これからの生き方を決めていく上でも、まずは自分の立ち位置を知ることはとても大事だと思っている(ちょっと大袈裟・・・)。
今回は、山間部なのか、ちょっとやそっと土を積み上げても見えるのは樹木と川だけ。
もう少し、道具が揃ったら、自分の足で散策することにしよう。
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Minecraftというゲームを昨年の暮れまで全く知らなかった。
聞いたこともなかった。
恐らくお子さんのいらっしゃる方はほとんどご存知なのだろう。
今や、マイクラは小学生のプログラムの教材とか?
時代は変わったものだ。
実際にやったことのある人には、当たり前のゲームの進め方なのだろうが、私はこのゲームを全く知らずに始めた。
最初は前進することすらままならなかった。
だんだん、走れるようになり、登れるようになり、泳げるようになった。
ひたすら、みんなの作り上げる世界を走り回っていた。
だから本来の遊び方を知ったのは、ずいぶん後からなのである。
いろいろな遊び方があることも。
私は世界を作り上げていく面白さを知って、ドハマリした。
You Tubeで配信されている動画を見ながら、私も作ってみたい! 動かしてみたい!
その一心で、日々楽しんでいる。
もし、近くにマイクラをやれる環境があるなら、一度やってみてほしい。
そして、できれば、「初めてやってみた! おもしろーーい!!」
って方とお近づきになりたい。
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