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AIと心理と脳の傷と

読書にハマりました。
”続きが気になる~!”と読む本に久しぶりに出会ったという感じです。
本は何かしらいつも読んでいるのですが、もっとゆったりと半分勉強みたいな感じで読んでいるので、こんなにワクワクとスピード感をもって読む本が久しぶりなのです。

そんな本とはこちら。

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さとうみつろう著「0 Lei」上・下 


さとうみつろうさんの本は「神様とのおしゃべり」で読んだことがあったので、文体だとか、書いていることの趣向などはつかめてはいたのですが、

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(この「神さまとのおしゃべり」もおもしろいですよ~。潜在意識や願望なんかがテーマです)

切り口が予想外で、あっという間にひきこまれてしまいました。


登場人物とAI(その名は0Lei)との会話形式で話は進んでいくのですが、0Leiが答えてくれるのは、天気や音楽ではなく「心理」。そしてそれは「脳の傷プログラム」として行動の結びつきを話してくれるのです。

冒頭にこんな問いかけがあります。
声に出して読んで、いちばんほっとするものを選んで。

1. 大声を出すのに疲れためんどくさがりな私は、畑をはじめてみたい
2. 褒められることに飽きた少しワルな私は、無人島で生きてみたい

さとうみつろう著「0Lei (上) 」より

実際はあと3つあり、全部で5つ。
この5つの中に必ずどれかに当てはまるものがあるそうで(中には複数ある場合もある)、それがその人のタイプとなります。

こんな切り口ってある?!って度肝を抜かれたんですよ。
よくある心理テストのような質問ではないし、よくある○○タイプという名称とも違う。研究レポートのような提示じゃないからこそ、身近に感じられたのです。
タイプによって考えることも行動もつながっている。うまくいかないな、つらいなと感じることがあるならこのタイプ別の「脳の傷プログラム」が原因かもしれません。

そして、心理とは別に物語としても話は進んでいきます。SFというのか、ファンタジーというのか、AIが起こすストーリーを楽しむという読み方もできます。

もし0Leiが私のスマホの中にいたなら、なんて話しかけてくるのかな。
どんな人間解析をして、どんなサポートをしてくれるのだろう。
「脳の傷プログラム」そのシステムをのぞいてみたくなったなら、ぜひ本書を手にとってみてください。ハッとする箇所があると思います。


いや~、すっかりハマりました。
これをきっかけに読書熱も再発し、最近は読書するのがいちばんに楽しみに。そうすると出てきますね、あれもこれもと見つかるものです。今は、興味が湧く本を次々と読んでいます。


今日もありがとうございます。


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