「女神と少女」<note版➀>
(2作品目の長い小説です。まだどんなお話になるか私も良くわかりません。)
序章 「母は、女優で少女」6時30分。花子の1日は毎朝同じ時間から始まる。
目覚ましをかけてはいるが、携帯のアラーム音が鳴る直前に自然と意識が覚醒する。
リビングに行くとカーテンの隙間から春の日差しが漏れていた。カーテンを開けると、外に出ないのがまるで罪だと言わんばかりの晴れた朝だった。
電子ポットに水をいれてスイッチをオンにする。そして、インスタントコーヒーを巨大マグにセットしてから、ヨーグルトに