夢はなくてはいけないものではありません。
就活している時の学生さんとか、新卒で社会人になりたての人とかが
よく悩むことが夢とか目標だと思っているんです。
「将来どうなりたい?」とか聞かれたりもすると思うので、
夢とか目標がなきゃいけないのかなって思ってしまいますよね。
夢がなくても問題ない
私は、夢がなきゃいけないというわけではなくて、正直
夢がないならそれはそれで全然いいと思うんです。
学生生活を送っていく中で、自分に適した職業が見つからなかったとしても「この職業には就きたくない」が分かっているぐらいで良いと思っていて。
学生時代に会う大人たちなんて、自分の両親とかおじいちゃんおばあちゃん、親戚、あとは仲良い友達の両親にちょこっと会うか会わないか
くらいじゃないですか。
それくらいしかない中で、夢決めろって言われても
無理があると思うんです。
だから夢とかは全然なくても良いと思います。
でもだからといって「夢見つけたい」だけ言っていれば夢見つかるか
というと当然見つからないですよね。
色々な職種を知ることが大切
社会人3年目とか5年目になって、別の職業の良いところだけ見て隣の芝生が青く感じて、「こういう辛いところもあるんだぞ」みたいな周りの話を聞かずに転職したけど、しばらくしたらそれも辞めてしまって……となると、
周りは「だから言ったじゃん」ってなりがちだったりすると思うんです。
漠然とでも夢を決められるほど、色々な物事の解像度が高いわけじゃないので、若いうちから色々な職種の人と交流を持つようにした方が良いと思うんですよね。
聞き方を変えると答えやすくなるかも
自分の「この生活したい」っていう金額が、就職したら届く金額なのか、
とんでもないお金持ちじゃないとできないものなのかすらも
分からないと思います。
なので「夢は何ですか?」って聞く側が「夢」って表現しているのも
もしかしたらあまりよろしくないのかなと思ってて。
これは私の夢なんですけど、「北海道のエンジニアたちをもっと良い待遇で受け入れて、いい生活を送れるようにしてあげたい」っていう夢があったとすると、これって自分個人の話というよりかは、外側の話だと思うんですよね。
だから、もし夢がない人の手助けをするとしたら、お金持ちになりたいとかいい生活をしたいみたいな内向きの夢なのか、こういう社会課題を解決したいとかこういう世の中を作りたいみたいな外向きの夢なのか、どっちが欲しいかを聞いてあげるといいかもしれません。
それを聞かれたときに、基本的には内向きの話をする人がほとんどだと思います。
そうなると「いや、今は特にないですね」ってなりがちというか。
なので、うちでいうと質問の仕方を「あなたはこのone netという会社を通して、自己実現をどうしたくて、one netでの仕事を通して、社会に対してどういうものを提供していきたいですか?」みたいにすると、
もしかしたら答えやすいかもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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