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一月の星々（140字小説コンテスト第2期）応募作 part3

hoshiboshi

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月ごとに定められた文字を使った１４０字小説コンテスト。

今月の文字は「結」。

１月３１日までご応募受付中です！
（応募方法や賞品、過去のコンテストなどは下記をご覧ください）

受賞作の速報はnoteやTwitterでお伝えするほか、星々マガジンをフォローいただくと更新のお知らせが通知されます。
（不定期でマガジンメンバーの記事が配信されることがあります）

応募作（１月１３日〜１９日・投稿順）

上記作品はハッシュタグが検索に反映されず受付漏れとなっていたため、本記事での掲載とさせていただいています。

鳥谷（サイトからの投稿）
　一夜明けて気分はすっきりしていた。早くすべきだったと後悔もある。結んだゴミ袋には蛹が入っていた。一抱え程の大きさで、五年程一緒に住んでいた。でもポチの方がもっと長く一緒にいて、なのに奴はポチについて腸を絞めるような文句を言い、頭にきて玉葱みたく剥がして捨てた。まだ動いている。

ケロボン（サイトからの投稿）
お姫は一人、籠の中。簪、割らんばかりに握り締め、毎朝泣く泣く「眩しいよ。」
お姫は一人、闇の中。着物の帯を握り締め、毎晩泣く泣く「誰か来て。」
お姫は一人、森の中。木の幹、香を抱き締め、毎日愛でるは自然の恵み。
お姫は一人、光の中。舞い、歌い、毎日結ぶは愛の歌。

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