変な夢シリーズ〜勝手にシェアハウスの夢〜

今のアパートに引っ越してきたばかりの頃、
こんなゆめをみた。

私と夫は夢の中で、綺麗な家に引っ越したばかりだった。
アパートなのだが、奥行きがあり、広い。
玄関を開けてしばらくすると、ホテルのロビーのようなイスやテーブルが並んでいる場所がある。
2段ほどの段差があり、そこを上がるとその場所があって、なんとも言えない空間だった。
私は夢の中で、このアパートが現実のものだとすっかり勘違いしていて、こんなラグジュアルな空間が、うちのアパートにあったんだ。と、うっとりしていた。
そこを通ると、部屋がいくつかあるようだ。

現実でも、築年数が浅いアパートに引っ越してきたので、気持ちが少し浮かれていたのでこのような夢をみたのだろうか。でも、夢の方が断然広くて良い家なのだが。

夫が仕事に出掛けている頃、夕方くらいに、何故か
芸人のカズレーザーが、友人と共に家にやってきた。
私はその時、まだあまり物が置かれていない、広めのフローリングの8畳くらいの部屋が2つあるところにいたが、その人たちは、普通の顔をしてその部屋に入ってきた。
私の存在にも気づいていないかのように、その人たちは2人で話をしているのだが、どうやらここを自分たちの住むスペースとして利用しようとしているらしいから驚きだ。
私は、はて、こんな勝手にシェアハウスみたいなことがあっていいのか。ここは、私たちの部屋なのに。

そう思っていると、夫が帰ってきて、その部屋に入ってきた。
夫もまるでその人たちの存在に気づいていないかのように、入ってくるや否や、契約書を手に持って、

「気がつかなかったけれど、ほら、この賃貸契約書のここのところに、部屋が沢山あって広いアパートだから、誰かがシェアハウスとして一部の部屋を利用してもいいって書いてある。」

というようなことを言ってきた。
なんだか少し残念そうな顔をしていた。

私は夢の中で、自分たちの家なのに、全く知らない赤の他人が自分たちの部屋を利用することがよしとされていることに、理不尽さを覚えるのだった。

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