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真実

真実

〜前回のつづき〜

私は気づいた。
ぱらさんが息子ではないこということに。

本当の息子はクレイジー山Gだ。

私は騙されていた。
“オレオレ詐欺”ならぬ“母さん母さん詐欺”に遭っていたんだ。

「結局、顔なんだ……イケメンが好きなだけなんだ!もう信じられない!」

そう言って、ぱらさんはTwitterを飛び出していった。

ぱらさんが姿を消してから一週間。

私は『白い恋人』を食べながら考える。

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不協和音

不協和音

〜前回のつづき〜

金曜日の22時。

週に一度、ぱらさんがとても楽しみにしているラジオの時間だ。
耳を傾けながら、Twitterでやりとりをする。
こうして、私たちは一家団欒のひとときを過ごしていた。

「母さん!」

突然、端正な顔立ちをしたアイコンの男が乱入してきた。
ぱらさんと同じくらいの年頃だろうか。

「僕だよ、山Gだよ!」

何事だろう。巻き込みリプライか?

「母さん、僕

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ハッピーバースデー

ハッピーバースデー

 「Twitter記念日おめでとうございます。ご登録いただいてから今日でちょうど10年です」

そういえば、新入社員の頃、自己紹介の欄に「趣味はTwitterです」って書いたっけ。今ならTikTokレベルなんだろうな。“イマドキの子”だと思われていたに違いない。

あれからもう10年も経ったのか。

私はいつしかライターになっていた。
“Twitter離れ”した時期もあったが、また戻ってきた。イン

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隣人

隣人

この小説は、私が運営していた「ほり圧サロン」というオンラインサロンで実際にあった出来事を題材にしています。

目が醒めると、アイドルになっていた。ここは一体どこなのだろう。

 「ほり圧サロンへようこそ」

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