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情熱には一文の金もかからないが、命をかける覚悟がなくてはならない。

こんにちは。
すずしゃちょうです。

今回は三島由紀夫氏の思想の本の要約です。

若きサムライのために

著 三島 由紀夫

文春文庫
620円+税
276ページ

#読了 #2020年41冊目
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■著者
作家
70年11月25日陸上自衛隊
市ヶ谷駐屯地へ乱入して自決
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■内容
三島由紀夫の思想や苦悩
等がまとめてある
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■感想
三島由紀夫氏は日本を代表する
作家であり、切腹をして自決を
した作家でもある。
日本の未来を危惧し、命を
たった三島由紀夫の日本美学は
今改めて日本人が知る必要があるかもしれない。
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■要約
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■人生というものは、死に身をすり寄せないと
、その本当の力も人間の生の粘り強さも、示すことが
出来ない仕組みになっている。

■現在の政治的状況は、芸術の無責任さを政治へ
導入し、人生全てがフィクション化し、社会全てが
劇場化し、民衆全てがテレビの観客に化し、芸術の政治化で
あって、真のファクトの厳粛さ、責任の厳粛さに到達しない。

■アメリカ的美=肉体美
・精神的美学は戦後日本にはなくなり肉体美に移行
●肉体主義はプラトニズムの堕落

■契約書がいらないような社会は天国
・契約書は人を疑い、人間を悪人と規定することから生まれる
●約束の本質は、私は契約社会の近代精神の中ではなく、人間の信義の中に
あると言うのが根本的な考え。

■自衛隊を二つに分割せよ
・陸上自衛隊の9割、海上自衛隊の4割、航空自衛隊の1割を
国土防衛軍にして、革命勢力の浸透のような間接侵略に対処させる。
・残りを国連警察予備軍として、編制から制服まで別にする。
安保条約に忠実な警察予備軍とする。
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