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企業は戦争である

おはようございます。
すずしゃちょうです。

今回は一倉定氏の本の要約です。

ゆがめられた目標管理
復刻版

著 一倉 定

日経BP
1800円+税
214ページ

#読了 #2021年4冊目
#経営
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■著者
経営コンサルタント
大中小1万社以上指導した
1999年逝去
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■内容
「社長の教祖」「日本のドラッカー」
と呼ばれた伝説の経営コンサルタント
一倉定氏の経営哲学
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■感想
半世紀経っても色褪せない
経営の原理原則の本
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■要約
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■目標はトップのワンマン決定でなくてはならない
・目標は客観情勢に基づき、それにトップの意図が上乗せされる
・目標はどうしてもやらなければいけない事柄に優先順位をつける
●客観情勢が変化したら、目標も速やかに変えなければいけない
(主観情勢で変えてはいけない)

・なりゆき経営ではなく、目標経営でなくてはいけない
★企業の運命はどのような決定をするかで決まる
・優れた目標は「生き残る条件」をもとにし、凡庸な目標は
過去をもとにして作られる
★優れた目標は会社の存続と発展を約束し、凡庸な目標は会社を破綻に導く

■真の人間関係とは
・獅子は我が子を谷底に突き落とす
●人間を信頼し、高い目標、責任を与えて突き放す

■事業が達成すべき目標と、その目標を達成する方法
1)事業の全活動を簡潔な言葉で的確にまとめて表現すること
2)実際の経験に照らして1に述べたことの適否を判定すること
3)事業にとり必要な行動を予示すること
4)決定を下す前に、その決定が健全なものかどうかについて評価すること
5)実際に携わっている事業家が自分の体験を分析して不充分な点を見付け
将来の指針を得られるようにすること
●1が最も大切

■革新とは
・革新とは、経済的成果を高めることをねらいとした構造的な変革であって
合理化とは違う
●優秀な企業とは収益力の高い製品を開発できること、これを有利に販売すること、つまり製品と販売の革新力である

■生産性とは
・成果に対する努力の割合である
●生産性向上とは、より少ない努力で、より大きな成果をあげることである
1.生産性=産出高ー投入高
2.材料+加工費=売上
★加工賃が会社の本当の収入
3.生産性=(産出高÷投入高)=(付加価値÷固定費)

■付加価値とは
・企業が製品またはサービスを売って得た総売上額から、その売上のために
外部から買い入れた原材料またはサービスの総買入額を引き払った額である
付加価値ー(人件費+経費)=利益

■報告事項で大切なこと
1)目標
2)実績
3)不達成事項の対策

■生産性の業績順位
1,努力をせずに良い結果を得たもの
2,努力して良い結果を得たもの
3,努力せず、結果も悪いもの
4,努力しても悪い結果しか得られなかったもの

■高収益高賃金主義の実現には
・トップの優れたビジョンの元に、企業の長期的な目標が
設定されなければならない
●企業の成員は、この目標を達成するために、
前向きに革新と変化への対応を基本的な態度として、異なった階層、
異なった部門の活動を一つに結集しなければならない

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