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教育を考える② 学校教育には、大事なプロセスである失敗が無いからだめなのである

今の学校では、「テストや試験で間違う=低評価」という短絡的な価値観と体系がまだまだ根強く残っていると見られる。

しかし、それはまったくもっておかしな話で、「失敗することこそが、学習」なのだ。
「~したい」という興味意欲を基にして、達成のためのプランを練る。そして試す。
問題の質にもよるが、簡単には解決しない。つまり失敗する。
よって違うプランを練り、再び試す。
その繰り返しこそが「学習」だと言っても言い過ぎではない。
それがだんだん楽しくなってくる。
何故なら達成した時に、この上ない充実感が満ち溢れるからだ。

考えてみれば、人の人生もこの問題解決の繰り返しではないだろうか?

間違うと失敗。正答できないと失敗で順位降下、低評価という今の体系では、人生そのものも早々と諦めてしまう不幸を助長させることにつながってしまう。

逆に学校の成績がいいから、頭がいい=人生うまくいうといった、とんでもない勘違いや妄想をも生みかねない。


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