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#登校拒否
子育てに「過干渉」があるのではない。「一個の人格として尊重しない子ども扱い」と「人格を尊重しつつ、関心を持って接する扱い」があるのである。
ラジオを聞いていると、「お悩み相談」コーナーで、母子家庭の母親の父、つまり子どもにとっての祖父から相談があった。 孫は、中学1年の女子なのだが、学校で友達ができないという。 孫は、祖父に「友達ができなくて、寂しいんだよね」と打ち明けたという。 祖父はそのことをとても心配しているのだが、周りの祖母などは、「過干渉だ!」と気にしていないが、どうしたものか?という内容。 コメンテーターの脳科学者は、いろいろアドバイスをされておられたが、その内容よりも、私は「過干渉」という言葉
「いじめ問題」は、「いじめをする方の問題」であり、「される方の問題」ではない。「不登校問題」は、「学校の問題」であり、「不登校をする生徒の問題」ではない
しかし、大抵の場合、問題を持っていない方の問題とされてしまうので、解決することは並大抵ではない。 解決するには、問題とされてしまう側の児童、生徒を「問題児(生徒)扱い」せず、一個の人格を持つ人間として接するだけでよい。 それなのに、多くの保護者や教師がそれを台無しにしてしまう。 つまり学校の教師は問題の当事者としての自覚が全くないので、解決の糸口を見つけられるはずがない。 保護者は、心配という「子ども扱い」により、知らない内に「いじめ」や「不登校」を悪化させる側に加担さ