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少しラクに生きるためのヒント

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2023年8月の記事一覧

野良猫母さんに学ぶ

下の「引用」にも、よく表現してあるが、野良猫という存在である母猫に、大いに学ぶところがある。 「母親」という存在を、改めて知る。 私は現在、個人でTNR活動を行っているが、うちに顔を見せる「うるさニャン」という雌がいる。 彼女はもちろん避妊手術済みだが、2年くらい前に突如現れた。 同じく手術を受け、うちで世話していた街ネコの給餌場に、それこそ「ただならぬ勢い」で、餌を盗ろうとしてくる。 華奢で体も小さい。 しかし、自分より帰ら駄の大きい牡猫を押しのけて、餌を食べていく。 と

女性には、ともかくまず共感してあげよ!

脳科学者も、盛んに「共感脳」とか「問題解決脳」などと言ってますが、 女性には、老若に関わらず、ともかくまず共感してあげることが大切です。 奥さん、娘、母親など、近しい人には、ついついこの「そうかぁ~」「そうなんだ~」「そうだよね~」という、ひとタイミングを忘れてしまいますが、これを繰り返していると、その関係性に、取り返しのつかない亀裂が生じてしまうので、要注意です。

原爆資料館は、「加害」と「どうすれば戦争を無くせるか」を併せて展示すべきである

一部の市民団体が、アジア諸国の立場を考えて、「なぜ原爆が投下されるに至ったか?」につながる「加害」の展示を行うべきという運動を行っているが、私もその点はまったく同感である。 原爆資料館の展示は、核兵器による人体への被害を訴えるという目的なのだろうが、他の国、特に旧日本軍によって甚大な被害を受けた国の人から見ると素直に「核兵器は恐ろしいものだ」と受けとれるだろうか? いや、そうではあるまい。 原爆投下に至る第二次世界大戦、第一次世界大戦、その前の帝国主義時代などの歴史をいやが

「お先にどうぞ!^^」と譲る笑顔は、「一生もの」なのである

それは、私が小学校の高学年の頃である。 京都を親と一緒に旅行していた時のこと。 どこのお寺だったかは、忘れてしまったけど、或る小さなお寺を拝観しようと、チケット売り場に向かって歩いて行ったとこと、窓口には一人の外国人女性がいてチケットを買おうとしていた。 しかし、旅先でよくお金のことがわからなかったのか、ハンドバッグの中をのぞいていた。 少し時間がかかりそうであった。 しかし、私たち親子に気付くと、私たちに向かってにっころと微笑み、「お先にどうぞ!」というように、手のひら

「差別心と、どう抗うか」は、人類の歴史上の課題

どう考えても、「差別心と、どう抗うか」は、人類の歴史上の課題であろう。 もしかすると、私は、宗教の始まりも、人の心の中に絶えずある差別心をどう眠らせるか、小さくしておけるか、ということではないのか?と思ったりもする。 この歳になっても、私の心の中の差別心は、ちっとも眠らない。 それどころか、ややもすると大きく大きく沸き上がってこようとする。

「看病する人が、病気になりにくい」「席を譲った人が、疲れにくい」を「遺伝子」で考察する

小学校の教科書に載っている、斎藤隆介作、滝平二郎絵の「モチモチの木」という童話をご存じだろうか? 山奥で、爺さまと二人で暮らす「豆太」という子どもは、夜になると、家の間にある大きなトチの木が怖くて、厠にもひとりで行けなかったのだが、ある夜、急病になった爺さまの為に、一人山道を走って医者を呼びに行くという話。 「もしかしたら、爺さまが死んでしまうかも」というモチベーションが、豆太をそれほどの行動に駆りたてた。 これは、「火事場の馬鹿力」という言葉もあるごとく、人間はいざとな