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少しラクに生きるためのヒント

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2022年9月の記事一覧

マニュアル通りにやっているのに、クライアントからクレームが入るのは何故か?

ある一日の出来事。 ある大切なお客さんの依頼で、入居される予定の介護付き有料老人ホームへ荷物を搬送した。 場所は長崎市の早坂町という、高台にある施設で、茂木の海を見渡せるなかなか立派な老人ホーム。 受付で用件を述べると、該当の部屋は4階であるという。エレベーターは一基だけで、それを使えと鍵を渡された。 結構な荷物であり、当初の話よりだいぶ荷物が増えていたので、「これは大変だ!」と思った。 幸い、馬運車にはロープを常備していたので、荷物をロープでまとめ、担ぎながら運ん

親、特に母親が好きすぎて、不登校をするケースもある

かつて教師をしていた時代の、生徒のSNSを時々見ることがある。結婚してお母さんとなり、立派にやっている。 世の中の物事に対する価値観もしっかりしており、好感が持てる。 昨日のSNSを見ると、小学一年生くらいの娘さんが「学校へ行きたくない」と言い、一日母親と彼女が開催するヨガ教室へ参加したとのこと。 学校に対する連絡は、「学校へ行きたくない」というもので、学校側では「不登校の始まり?」と大いに警戒するところなのだが、母親の方はいたってケロッとしている。 このケースは、あき

プライドは誰にとってもアイデンティティーと同じくらい大事なもの ~ でも、問題はその「持ち方」

どんな幼い子どもにだって、ちゃんと「プライド」はある。 だから、ものごころついた時に、「子ども扱い」して、高圧的な態度を取ってきたり、馬鹿にしたような態度をとる相手は、はっきりと嫌悪感、拒否感を持つ。 だから、どんな子どもに対しても、ちゃんと「子ども扱い」せず、人格とも関りの深いプライドを、尊重しないといけないのである。 誰にとっても、プライドは誰にとってもアイデンティティーと同じくらい大事なものであることは当然のこと。 しかし、問題はその「持ち方」。 前述のような態

「馬鹿にしやがって!」「なめやがって!」と頭にくることは、よくある。でもそれは相手の問題なのだ。

生きていれば、「馬鹿にしやがって!」「なめやがって!」と頭にくることに、実によく出くわすことになる。 結果、自分の方も、そういうことをやり返したりする。 或いは、もっと立場の弱い者にその怒りを向ける。 しかし、そもそも、それは自分の問題ではなく、相手の問題なのだ。 相手が「どんな相手もちゃんとリスペクトを持って接し、~~扱いなどの差別をしない」という人にとって大切な価値観を身に付けることができていないというだけのこと。 それを相手から受けて、自分がとっても頭にきたり、傷