東日本大震災は予知出来たのか?〜2011年3月5日の新月図より検証してみた〜

毎日投稿249日目。今日はタイトル通り、東日本大震災を直前の新月・満月図から予想できたかということについて触れてみようと思います。

西洋占星術の分野で情報を収集、自らも発信していると、地震などの天変地異の予想に対する需要は、潜在的にあるように感じられます。そのようなテーマに取り組むかどうかは占星術師によって方針が分かれますが、自分は頑張って取り組みたい派です。

大震災を予想できるとしたら、やはり、直前の新月図もしくは満月図でしょうか。

◆ 2011年3月5日の新月図を読んでみた

東日本大震災直前の新月満月は、2011年3月5日午前5時47分です。

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まず特徴的なのは、1ハウス魚座に天体が集中していることです。マンデン占星術で1ハウスは「国家、国民」を示すハウスですので、まずは、国の政治に関して大きな動きがあると読んでいきます。

一番気になるところとしては、魚座のASC付近にある1ハウスの火星と12ハウスのキロンです。火星とASCが合だと、攻撃的な面が強く出ます。また、キロンとASCが合だと、「国のアイデンティティーが傷つく」という解釈は出来るはずです。人間であれば、12ハウスにキロンが位置していると、前世で受けた傷のトラウマを持ち越していると言われています。

確かに、東日本大震災によって受けた傷は、今でも日本人全体のトラウマになっていますし、被災者の方はその傷が癒えることなく今なお一生懸命に戦っています。そういえば、2020年の東京五輪は復興五輪とか言ってましたよね。

もう一つ気になるのは、1ハウス魚座で天王星と月の遠地点リリスが重なっていることです。天王星は「独立、革新」、月の遠地点リリスは「秘められた衝動」を表す天体です。その2つの天体が重なると、大きな変化を衝動的に起こしたりします。天王星は「地震」を暗示する天体ではありますが、1ハウスで重なっているので、政治の突発的な変化と解釈した可能性が高いです。

◆最後に

アストロマップも出してみました。火星とASCがぴったり重なるラインが震源域の真上を通っていますが、そのラインを事前に震源域だと読み解くのは、さすがに無理でしょう。津波によって、東北の太平洋沿岸に物理的な攻撃を与えたのは間違いないですが。

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占いで地震の発生を予想するのは、なかなか難しいと痛感させられました。

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