準惑星エリスについて~マンデン占星術の進歩に繋がるか?~

毎日投稿159日目。今日は、太陽系を公転している準惑星エリスについてテーマにしたいと思います。

準惑星エリスとは、冥王星と同規模の大きさで、公転周期が558年の天体です。発見されたのは 2003年10月21日で、21世紀に入ってからです。

公転周期が長い分、一つのサインを移動する期間も長いので、鑑定でサイン別の特徴を見出すことは大変困難であります。1920年代前半以降、エリスは牡羊座に入っているので、現在生きているほとんどの人間は、牡羊座のエリスです。

他の天体と同じように順行と逆行を繰り返しながら、牡羊座の次のサインである牡牛座にエリスが初めて入るのは2044年6月21日頃ですが、ちょうど2044年の夏至のタイミングです。人類にとって何か大きな変化が起こるのでしょうか。

画像1

ホロスコープ上のエリスの働きについては、「トラブルメーカー」という説があるものの明確には分かっていないです。しかし、エリスは冥王星よりも外側を公転しているので、”冥王星が太陽系の内と外の境目という役割を果たしている”という通説を将来覆すかもしれません。

まずは、エリスのサインチェンジの境目の時期を特定し、その付近で起こった出来事を挙げていきます。

◆エリスの魚座入り~1848年のフランス二月革命~

エリスが魚座に初めて入ったのは、1847年12月下旬です。約2カ月後の1848年2月にフランスで二月革命が発生しているのですが、魚座0度で海王星とコンジャンクションしています。

画像2

◆エリスがほぼ牡羊座0度滞在時~1923年の関東大震災の発生~

エリスが逆行している時ですが、牡羊座0度にほぼ滞在している時(※厳密には魚座29度58分)に、関東大震災が発生しています。(1923年9月1日午前11時58分)

画像3

◆最後に

素人考えですが、エリスの役割を特定していくには、歴史上の主な出来事の発生日時におけるエリスと他天体とのアスペクトを洗い出していき、因果関係を見つけていくしかなさそうですね。もし、エリスの役割が特定出来たら、マンデン占星術に大きな進歩をもたらすに違いありません。

1848年の二月革命も関東大震災の時も、火星とエリスとのハードアスペクトはあったので、きっと人類に何らかの影響をもたらしているのでしょう。

#西洋占星術 #ホロスコープ #占い #毎日投稿 #毎日note #連続投稿 #エリス #宇宙 #準惑星 #冥王星

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?