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たつき諒が「私が見た未来 完全版」で予言した2025年7月5日に津波は起きるのか?

東日本大震災を予言していたと言われるいるたつき諒の新著、「私が見た未来 完全版」が25万部の売り上げになっているそうです。

私もkindleで購入しまして、2025年7月5日午前に、沖縄や台湾の東方、フィリピン海を震源とする大地震が発生し、大津波が日本の太平洋沿岸に襲ってくる旨の記述を読みました。

西洋占星術を活かして、この予言に信憑性があるかどうかを検証したいと思います。

◆2025年7月5日のホロスコープを読んでみた

それでは、2025年7月5日のホロスコープを読んでみましょう。時間は午前6時と仮定、場所は沖縄県那覇市としました。

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この日に限ったことではなく2025年のテーマになりますが、牡羊座海王星(緑丸で囲んだ♆マークの天体)を頂点として、牡牛座天王星(赤丸で囲んだ♅マークの天体)、水瓶座冥王星(黒丸で囲んだ♇マークの天体)で小三角を形成しています。この小三角により、「地の時代」に築き上げてきた価値観が完全に崩壊し、本格的に「風の時代」が訪れると主張している西洋占星術師もいます。

2025年7月5日のチャートで特徴的なのは、海王星に土星(♄マークの天体)が重なっていることです。直近で土星と海王星が重なったのは1989年頃で、ちょうど冷戦が終わった時期です。土星と海王星の合のアスペクトが形成されたのは山羊座だったので、山羊座らしい秩序ある理想の世界、すなわち東も西も分かれない一つの世界を作ろうとした機運が生まれたのと解釈できます。

2025年は牡羊座で土星と海王星が重なるので、今までの枠組みにとらわれずずに、一から新しい世界を作ろうとする機運が生まれるかもしれません。グレートリセットみたいな感じでしょうか。

2025年7月5日に地震や津波などの大きな災害があり得るかと言えば、その可能性は充分にあります。

2025年7月5日のチャートでは天王星が牡牛座29度に位置しているのですが、トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星の3天体の総称、以下トラサタと表記)が星座(サイン)の29度もしくは0度に位置している時は、地震や津波などの大きな災害が発生している場合が多いからです。その例を挙げますと、

・1995年1月17日阪神淡路大震災→冥王星が蠍座29度
・2011年3月11日東日本大震災→天王星が魚座29度、海王星が水瓶座29度

に位置していました。また、過去の大災害のチャートでは、月(黄色の丸で囲んだ☽マークの天体)がトラサタとハードアスペクトを組んでいる場合も多いので、月と冥王星のスクエアは気になる点でもあります。

◆2025年6月新月図を読んでみた

新月図・満月図より導き出したアストロマップによって、災害が起こりやすそうな箇所を導く手法が西洋占星術の中にはあります。ただし、規則性が未だにはっきりしないので、不確実なものです。

2025年7月5日の直前の新月図・満月図は、2025年6月25日19時32分の新月図です。マンデン占星術的に読めば、8ハウスに火星が位置していること、キロンがICにやや近いことは気になります。

めちゃくちゃ悪い新月図というわけではないですね。6ハウスで太陽、月、木星が重なっているので、2025年7月上旬は一生懸命働く期間とは言えます。

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書籍の中で示されていた震源地であるフィリピン東方沖に、キロンとICの合の線が通っているのが、悪い意味で気になります。

過去の大災害でキロンとアングルの合のラインが通っていたのは、2004年12月の発生したスマトラ島沖地震の直前の新月図です。キロンとACの線が震源地付近を通っていました。

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◆最後に

以前の記事で紹介した予言は、たつき諒と称した偽物のツイートだったようです。結構な閲覧数があったので、ご覧くださった方には大変申し訳ないです。

2020年代前半は星回りから見ても、大きな変わり目となる時期です。2021年11月時点でも、2019年までの世界が懐かしく思う人が多いかもしれません。もしくは、満員電車にはもう乗りたくないし、人数制限があるディズニーランドのほうが楽しめるという考えになっている人も多くなっているでしょう。

たつき諒氏の予言は外れて欲しいですが、2020年代前半は時代の大きな変わり目だということは覚えていてください。

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