見出し画像

在廊日記 まとめ

サトウ画材という、森下にあるミニ額専門店のmini galleryで「@horohoromomo」展を2019年12月2日〜14日まで展示した。
毎日、在廊日記を書いていたのだが、マガジン設定を間違えて、全て消してしまったので、振り返って書こうと思う。

まず、宣伝。noteと、twitter、インスタ、facebookに告知を出した。DMは作らなかった。お店側としても、SNSの告知は必須だったし私も前の展示でもSNSは活用していたので、やりやすかった。私は、毎日、在廊の時は在廊日記と、twitterに在廊して制作した作品を乗せること、インスタとfacebookにストーリーズを必ず載せた。

こんな感じだった。

在廊中は、私の在廊時間がパートが終わってからの16時から18時の2時間だったのと、私は無名だったので最終日友人が来てくれた以外誰も訪ねてこなかった。それでも、私は机のスペースを借りて、ミニ額に色を塗ったり、イラストを描いたり、毎日載せ続けた。

展示は画材屋さんでやっているので、ミニ額を買いに来る人が見ていったり、中には私のいない時に展示を見にきてくれた人もいたとの事で私はとても嬉しかった。それと、在廊して話しまくってる私を受け入れてくれている画材屋の店員のお姉さんと店長もありがたかった。

在廊してるとき誰も私を訪ねてこないので、私の心は寂しかったが折れはしなかった。私はこのまま売れない画家でいるのも悪くないかなと、後ろ向きだけど、絵を描き続けられる幸せを感じたりしていた。それくらい、一人の在廊は寂しかった。

最終日、友達の作家さんが訪ねてくれた。私が電車に乗っているとき、彼女がリツイートしたので私はびっくりして、展示の内容をレビューまでtwitterでしてくれて、ますますびっくりした。

私は、駅について、美味しいパン屋で、お土産を買い、モスバーガーに入ると、なんと作家の彼女から連絡があった。絵を購入したという。
私は、初めて自分の描いたちゃんとした絵が売れた事に静かに驚いた。
絵が渡るのが、知ってる信頼できる人でよかったなと思った。
会いましょうというので、私は彼女が展示を見ているという、のらくろ館へ、慌てて食事を済ませて行った。

のらくろ館で、漫画の展示を見て、2人で話したりしながら画材屋へ行った。彼女は絵とバッヂとミニ額を買ったらしかった。
彼女の存在は大きかった。最終日にこんな嬉しい事があるなんて。
そんな彼女は、家事を残してきたといい、私に大きな感動を残してそそくさと帰って行った。

もう1人女性が話しかけてきて、その人も漫画を描く、切り絵を作る作家さんだった。「のらくろ漫画賞に出しましょうよ」と言って、私にのらくろ館のサークルを紹介して下さった。その日は漫画を描く人の集まる日だった。
絵を買って行った作家さんも、漫画を描く。

私は漫画を描きたくてかけなくて、イラストを描いてる所があるので、その誘いはとても嬉しかった。
私は話を聞きながら、搬出の作業をしていた。もう展示が終わる16時だった。

私は、サトウ画材さんに、散々在廊して喋りまくってすみませんというと、「いいですよ、騒いでも。」
と笑って余裕でお姉さんは応えた。
私はなんだかんだかかって、閉店時間の17時まで居た。
お姉さんは「何回展示をしてもいいですよ。グループ展にも参加して下さいね。」
と明るく、最後に言ってくださって、私はありがとうございますと、感謝の言葉を伝えまくって「サトウ画材と愉快な仲間たちの中に少し入れた気がします。」
と言うと、お姉さんは笑っていた。
私は全ての作品を持って、最後の挨拶をして店を出た。

在廊の時は人は来なかったけど、いない時にたくさんの人が見てくださって、告知も見ていて、訪ねて買って下さる人もいたこと。
サトウ画材さんのご厚意に感謝します。
今回、とても大きなものを持ち帰って、私は絵を描き続けていきます。
展示を見てくださった方、ありがとうございました。

              終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?