幌 琴似

札幌で漫画を描いています。 2022年〜 KADOKAWA「針と羊の舟」連載、 2巻ま…

幌 琴似

札幌で漫画を描いています。 2022年〜 KADOKAWA「針と羊の舟」連載、 2巻まで発売中。 2023年 講談社ツイシリ・コミックDAYS 「共鳴するピッチ」掲載

最近の記事

どこかにいる「意外な読者」について想いを馳せる 【漫画制作】

こんにちは、幌です。 いつもこんなところまで来てくださり ありがとうございます。 前回の記事は 「気付かれない」状態に慣れすぎていたせいで 結構のびのびと書いたところ、 思ったよりは読まれてしまい やや恐ろしくもなりました。 とはいえ、 それこそが自分の望んでいたことなわけだから、 つくづく我儘なものですね。 使える武器を全て使って 良くも悪くも「見られている場」に 自分を連れていくことが、 モノを作って世に提供するための スタート地点なのだと言い聞かせ 今日もこの場に

    • 商業連載を終えて思ったこと

      こんにちは、幌です。 毎度こんなところまで 見に来てくださりありがとうございます。 「針と羊の舟」という漫画の連載が終わりました。 これはKADOKAWAから2ヶ月に1度刊行されている 「青騎士」という漫画雑誌に掲載されていたもので、 ペットロスの男子大学生が 小学生の女の子に羊毛フェルトを教わる漫画です。 カドコミで第一話が無料で読めるので 興味があればどうぞ。 商業誌での漫画制作自体が初めてだったのですが、 それがそのまま連載になってしまったことは 良かった点も

      • 「練習(上)」について

        こんにちは、幌です。 またもやこんなところまで 見に来てくださり ありがとうございます。 今回は「練習(上)」という 2023年に出した同人誌について書いてみます。 現在DL版のみBOOTHで購入可能です。 こちらは「共鳴するピッチ」より少し前に 描き始めたものなので、 雛木の見た目が若葉と同じです。 というか、「雛木若葉」という名前で 先に考えてたので流用しています。 字画が悪くて気に入っています。 体育会系の部活の距離感って おかしいよね、というところから やたら抱

        • 「共鳴するピッチ」について

          こんにちは、幌です。 こんなところまで見に来てくださり ありがとうございます。 新年ですし新しいことでも始めようと思い 自分の作品の制作プロセスについて noteを書くことにしました。 今回は「共鳴するピッチ」という 高校野球とその応援に行く吹奏楽部男子の 読み切りについて書いてみます。 コミックDAYSで読めます。 月刊少年シリウスの編集さんが 「針と羊の舟」の単行本を読んでくださったそうで、 ご連絡を頂いて読切を描くことになりました。 ちょうど今の連載のことで自信

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