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脳の「ある特性」を活かして幸福になる方法


人間の持つ奇妙な仕組み

そもそも人間の脳は「自分」と「他人」の違いを識別出来ない仕組みになっていると言います。

人によって程度に差はあれ、他人がケガをして痛がっている光景を見ているとこちらまで痛くなってきたり、恥をかいているのを見るとこちらまで恥ずかしくなってきたり、笑っている光景を見るとこちらまで楽しくなっているのはその為です。他にも、誰かに対して無暗に暴言を吐いたり、八つ当たりをしてしまった後は自分の「脳」の方が深く傷ついています。

よって、他者への施しが鏡のように跳ね返ってくる現象は、物理的な因果応報とは別にして、脳の深くの「認知」の作用から引き起こされているという構造が見えてくるのです。

「他人を褒める人は自己肯定感が上がる」
「他人を貶す人は自己肯定感が下がる」

このように、 習慣的な振る舞いによって「幸不幸」の上下方向への"増幅"が起きるという理論が立つわけです。 更に人間の認知の特性として、「自分よりも他人の姿の方がハッキリ見える」というものがあります。

色々と繋がって参りました……。

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