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【祝】ニンジャスレイヤーとの出会いの思い出【連載10周年】

2020年7月24日は何の日?ニンジャスレイヤー連載開始10周年!
わたしがニンジャスレイヤーを読み始めたのは2013年4月でしたので、約7年の長い付き合いです。
古代遺跡ミク・シーから当時の感想が発見されたのでサルベージしました。

わたしの知ってる埼玉県とちがう
2013年04月08日22:34

まおゆうの間のCMで流れてた謎の小説『ニンジャスレイヤー』うっかり買って1巻読了しました。

舞台がネオサイタマということで、人生の三分の二を埼玉県民として生きた身として検証しなければならかった。冒頭から駅名「センベイ」って…草加のことかーッ!!www 
もしかして:東武伊勢崎線

間違った日本描写が特徴と聞いたが、作者たぶんかなりの日本通だぞ。間違った日本というとたいてい中韓、ひどいと東南アジアまでごっちゃになってるものだけど、これはちゃんと日本してる。むしろムラハチ(※村八分)などマニアックな単語まで網羅。マッポ(※警察)って日本人でもあまり言わないよwww
「サラリマン」とか「スモトリ」など伸ばし音が出来てないあたりは、英語圏の人の日本語っぽくて和む。

しかしヘンテコ日本語に慣れた後は…何これ燃える。元はツイッターで公開されたとのことで三行ずつテンポよく書かれてるから、びっくりするほどサクサク読めるよ。
サイバーパンクというジャンルらしいけど、アメコミってこんな感じなのかな。

単語のセンスが中毒性高いので、しばらく日本語崩壊しそう。Wasshoi!!

壁|ω・)つ【俺の知ってる埼玉県と違う】【だいたいあってる】【だいたいあってない】【謎の感動】

PS:洗脳ってえろいよね。

ニンジャスレイヤー罹患直後、ミーム汚染前の貴重な記録です。
このときはまだ「しばらく」どころか言語野が不可逆破壊される事に気付いていないんだ、かわいいね!

当時は深夜アニメをタイトルで拾ってダラダラつまみ食いする生活でしたが、途中のCMでかの有名な全問不正解文


『ニンジャとは、平安時代をカラテによって支配した半神的存在である』


が直撃して混乱状態で何度もCMを再生し、登場人物が一瞬現れる部分をコマ送り再生して名前を確認しました。
(ここで『半神的』が聞き取れず『ファンシー的存在』だと勘違いしていたため混乱は加速)

「ニンジャスレイヤー…ナンシー・リー…アースクェイク…ヒュージシュリケン…フォレスト、サ・ワ・タ・リ…?この人だけ日本人名だ…?なんだこの…なに…?」

謎のCM(特にサワタリ)がニンジャのスリケンめいて頭に刺さったまましばらくフラフラ生き、大きめの本屋さんで平積みされていた書籍の分厚さに怖気づいていました。
自宅近くの書店で開いてみると文字が大きく、行間も広めで見た目の威圧感に反して読みやすそうだったため購入。装丁やカバー下のデザインのクールさに惚れ、あとは順調にヘッズとなっていきました。

第一部は物理書籍で購入、第二部・第三部は再放送ログ?を探して読み、三部途中から本アカウントの更新を追いかけるようになりました。いつから最新放送に追い付いたかはもはや記憶がありませんが、アニメ化アンナウンスーに震えやきうでニューロンを焼きニスイに泣いていたのは覚えています。
Twitterを始めたのが2016年1月なので、3年近くも書籍公式サイトのツイートが表示される部分だけ読んでたのだなあ。


即座に公式アカウントをフォロー、少しずつ実況に参加、走り書きのウキヨエを流し、意を決してHMCに参加、ニンジャスレイヤーplusで毎日が充実、逆噴射小説大賞に応募、なぜかフロムゲーに手を出す…など生活が激変しました。

ニンジャスレイヤーは確実にわたしの人生を変えた作品です。あのCMがなかったら今でもメディアミックスと再放送とリメイクだけを摂取する縮小再生産オタクの成れの果てだったに違いない。


作品そのものの楽しさ、それ以上にカラテとジツの概念、エゴの確立といった生きる力をくれたニンジャスレイヤーに感謝しています。Wasshoi‼︎


#njslyr   #ニンジャスレイヤーTwitter連載10周年







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