見出し画像

ネットの中で存続していた”ご近所付き合い”。モノを融通する縁の下の力持ち企業。

こんにちは。株式会社Horizonです。当社では、投資家の皆様にもっと資産運用を楽しんで欲しいという思いから『日常に潜む上場企業シリーズ』と題しまして、身の周りの上場企業について解説していきます。
皆様が株式投資について普段の生活から逆算し、自身の性格や意向に合った、自身にふさわしい資産運用を見つけて頂く一助となれば幸いです。
なお、当noteにて記述される銘柄に関しては、当社の推奨銘柄という訳ではございません投資の際は自己の判断と責任において行われますよう、宜しくお願い致します。

買ってもすぐ小さくなる

何のことかと言うと、子供の服です。小さなお子様を持つ家庭は結構大変ではありませんか?せっかく買った服も、ぴったりで着れるのはほんの1シーズンで、特に良いものを買うときは先に大きめのサイズのものを買っておくので、1年目ブカブカ、2年目ピッタリ、3年目キツキツみたいな感じになったりしませんでしょうか。
しかし、日常的に着用する服が大きすぎたり小さすぎたりすると、だんだんと子供も嫌がる様になります。
そこで、西松屋(銘柄コード:7545)やバースデイ(しまむらが運営 銘柄コード:8227)のような比較的安い子供服のお店が重宝されます。
お子様がいらっしゃるご家庭の方でしたら1度は利用された事はあるのではないでしょうか。安いと言えど、最近では流行りのキャラクターを用いた商品やデザインが優れた商品もたくさんあり「安い服=ダサい服」の様なイメージではありません。今のように消費者がインターネットで色々な商品を購入する事が出来る時代において、それでも店舗を利用してもらうために様々な工夫がなされているのだと思います。

西松屋(7545)

TradingViewより 筆者取得 週足

しまむら(8227)

TradingViewより 筆者取得 週足


新しいものを購入するという視点では、上記の様な企業が重宝されますが、今譲り合う仕組みが大きく成長しています。

モノを融通しあう仕組み

筆者が子供の時は、時々、母親の友達家族からお下がりを貰ったりしていました。筆者は次男なのでいつも兄のお下がりで、更に他の服も貰い物となると正直嫌だなあと思いながら着ていました。なので、自分用に買ってくれたものばかりを着ていましたが、、、。
それはさておき、近所付き合いなども薄くなってきている昨今、モノをあげたり貰ったりすることは昔より減ったのではないでしょうか。あげる人がいないと、使わなくなったものは捨てるか、捨てるのが勿体なくてタンスの肥やしになるかです。

しかし、今は使わなくなったモノを融通する仕組みが出来上がっています。ご近所同士で譲り合っていたものが、今度はネット上のありとあらゆる人たちの間で譲り合う事が出来るようになっているのです。

例えば、子供が座るバンボという椅子をご存知でしょうか。

PhotoACより取得
https://www.photo-ac.com/

写真の子供が座っている椅子のことです。まだお座りができない子供を座らせるのに丁度良いのですが、長く使わないものなので、買うのも勿体ない。そういったときに利用できるのがメルカリ(銘柄コード:4385)などのフリマアプリです。筆者の場合は、バンボをメルカリで買い、更に使わなくなったらメルカリで売りました。こうして、不要になったら他に回して場所を取るモノも無くなり、費用も最低限で済みます。
フリマアプリは他にも楽天グループ(銘柄コード:4755)が運営するラクマやPayPayフリマ(Zホールディングス 銘柄コード:4689)ジモティー(7082)など、色々あります。テレビCMもよくやっていますよね。

メルカリ(4385)

TradingViewより 筆者取得 週足

楽天グループ(4755)

TradingViewより 筆者取得 週足

Zホールディングス(4689)

TradingViewより 筆者取得 週足

ジモティ―(7082)

TradingViewより 筆者取得 週足

メルカリによると日本の宅配便市場は年間約50億個あり、その内メルカリ荷物の割合は5-10%だそうです。

日本の宅配便市場は年間約50億個、その内メルカリ荷物の割合は5-10%と、国内最大級の物量 を有しており、GMV成長に伴い、メルカリの物流業界に与える影響が大きくなってきている。

メルカリIR資料より(https://pdf.irpocket.com/C4385/l3Fa/Fb6o/IWLZ.pdf)

メルカリだけでこのシェアなので、他の会社のシェアも合わせると、かなり大きな市場があることを伺えます。 

日本は家計の貯蓄率が低い状態にあります。給料がさほど上がらない状態に加え、消費税増税や社会保障費、食料品価格の上昇などが起こっているのも影響しているでしょう。詳しくは下記記事をご参照ください。

そういった中で、少しでもモノを安く手に入れたり、使わなくなったモノを他の商品購入費用に充てたりするという事は今後も活発に行われていきそうです。

世界的インフレを乗り切るために

今世界的にインフレが起きていますが、そういった環境下だからこそ、モノを主体とするビジネスは面白いと思います。インフレになるという事はモノの価値が上がるという事だからです。取扱商品の価格が上がる事は、取扱業者にとってはメリットです。手数料が『単価×%』なので単価が上がれば手数料も連動します。その恩恵を受けるのは先ほど述べたような銘柄になってくるものと思われます。
TVやYoutubeなどのCMをよく見てください。フリマアプリのCMはかなり多いです。ただ眺めているだけでなく、その裏にある背景を読み取ることが投資のヒントになります。



当社は「資産運用をあたりまえに」をモットーに、わかりやすい情報発信を今後も行って参ります。フォローをお願いします。

株式会社Horizon LINE公式アカウント
noteの更新情報やセミナー情報を随時GET!

お友達追加はコチラ➡ 

https://lin.ee/uTZuiH6

セミナー情報はコチラ➡

https://horizon-sec.co.jp/seminar/


このnoteは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。このnoteに記載されている情報や図等は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

金融商品仲介業の名称等の明示(金融商品取引法第66条の11)

商号等:株式会社Horizon 金融商品仲介業者 登録番号:福岡財務支局長(金仲)第87号

当社は所属金融商品取引業者の代理権は有しておりません。当社は金融商品仲介業に関してお客様から直接金銭や有価証券のお預かりをすることはありません。

当社が掲げる所属金融商品取引業者は以下の通りです。お客様が支払う金額または手数料などは金融商品取引業者などによって異なる場合があります。お客様の取引の相手方となる所属金融商品取引業者等は、商品や取引をご案内する際にお知らせさせて頂きます。

【所属金融商品取引業者】

楽天証券株式会社/金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第195号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

あかつき証券株式会社/金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第67号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会


この記事が参加している募集