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仕事の振り返り(2022年10月8日)

今週はワクチンの副反応に始まり、息子の運動会という家族イベントで終わるという、なかなか幅の大きな1週間でした。

それなりに楽しく、慌ただしく、充実していた1週間でした。色々盛りだくさんですが、余すところなく記載したいと思います。

ということで、今週の振り返りです。

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1週間の振り返り

10/3(月):

オミクロン株対応ワクチンの副反応が落ち着き、朝から夕方までしっかり仕事をすることができました。

考え事も多く、なかなかタスクそのものに集中できなかったのが反省点。とはいえ、なんだかんだ、寝るまで考えがまとまりませんでした。

寝付くまで、久しぶりに古賀史健さんの『取材・執筆・推敲』を読み直しまいた。何事も苦しいときは原点に戻るべきだ、自分がやろうとしている方向はきっと間違っていない。そんなことを思いながら、眠りに就きました。

10/4(火):

午前中に取引先と打ち合わせを1件。感謝の気持ちを込めて。

この日は、10〜12月の四半期で何にフォーカスするのかを考えていました。だいたいの方向性は決まっているのですが、「それは本当にお客さんのためになるのか?」といった問いを繰り返す。

ある意味で、ライターにとっての推敲のようなもので、徹底的に自分とは別人格の第三者になったつもりで、ロジックを見直していきます。結果的に、まだまだ甘い部分がたくさんあることを自覚できたので、もうちょっと詳細を詰めながら進めていくことにします。

10/5(水):

前日、睡眠の質があまり良くなかったのか、強烈な眠気に襲われた1日でした。そんなときに、ちょっとガッツリめの唐揚げ定食を食べたのも良くなかったかもしれません。1時間くらいボーっとしてしまったのは反省です。

夜は、仕事とは異なるプロジェクトのMTG。様々なスキルセットを有した3人のメンバーと共に、1時間半みっちりと話をしました。「どんどん試していこう!」と前のめりで心強いです。どうプロジェクトを進めていくか、楽しみです。

10/6(木):

小規模ですが、創業1年目の事業報告をしました。

報告用に資料もまとめました。これまでは数年先を見据えた事業計画を立てていましたが、どうしても絵に描いた餅のようになってしまっていて。それ自体は悪いことではないのですが、10〜12月はKPIをしっかりと定めて、貪欲に成果を求めていきたいと思います。

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Webサイト「ふつうごと」、今月は𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡 𝐫𝐢𝐧𝐠®(バースリング)代表のオカダ瞳さんにエッセイを寄稿していただきます。連載でも触れていただいていますが、元同僚のオカダさん。

ほぼ新人で仕事に苦戦していた僕に、何度も助け舟を出してくれたのを今でも憶えています。(あのときも、あのときも……何かもう大変だった記憶ばかりが思い出されるのですが)

そんなオカダさんが、17年間務めた会社を退職し、今春にジュエリーブランドを立ち上げました。楽しいことも大変だったこともあるオカダさんの半生を綴っていただけるエッセイになるのではと楽しみです。ちなみに1本目は恋愛について。「アイドルになりきって婚活」という、どういうこと??????という感じですが、内容はとびきり面白いので、ぜひ読んでみてください。

10/7(金):

今週のタスク消化は悪くないのですが、一部の業務がなかなか着手できずにいました。金曜日もタスクを抱えたままだったのですが、無理やりMacBookを捨てて(触らずに)、ノートに色々なことを書き殴っていました。

これまで僕は、3社に在籍していました(出向を含めると5社)。

小さな組織もあれば、知名度の高い大企業もあります。ただ、どんな規模でも共通しているのは、チームを組める仲間がいることです。ひとりで仕事をしているときは、どうしても自分だけであれやこれやと回さなければなりません。

エッセイやテキスト執筆などのアウトソースもしていますが、「堀さん大変そうっすね。これやっときますよ!」みたいな組織ならではのミラクルは起こりません。そういったミラクルを期待するのはあまり健全ではないのですが、首が回らない状況が続くと、そういったミラクルが日常的に発生していた会社員時代が懐かしいなあと思ってしまいます。

これから会社員として組織に戻ることもあると思いますし、逆に、経営者として組織を束ねることがあるかもしれない。ミラクルは過剰には期待しませんが、組織ならではのダイナミズムも楽しめたらなあと、今から少し先の未来を想像したりしていました。

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あ、今週はosanaiでは「恋愛の抜けたロマンス」のテキストを公開しています。ひとつだけで、かつ僕の執筆したもので恐縮ですが。会話って難しいよねということで読んでもらえると嬉しいです。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

自分の強みって何だろう。どんな価値をお客さんに提供できるのだろう。

そのことに向き合った1週間でした。僕は取材などを通じて、インタビュイーのユニークなポイントに気付くことができます。なのに、なかなか自分の強みを自覚できてないという……。それはおそらく強みがないわけでなく、自分の強みや長所に向き合うのが苦手なのかなと思います。(謙遜というわけではないのですが)

でも、そんな苦手な作業もちょっと頑張れた1週間でした。「本当に強みか?」とまだ疑っている部分もあるので、来週も引き続き考えてみることにします。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

いくつか溜まっている原稿執筆への着手がなかなかできませんでした。この3連休に構成だけでも固めて、週明けからスピーディに執筆できるようにしたいと思います。

また、書き手の皆さんからいただいている原稿へのコメントが遅れてしまっています。彼らも身体を削って執筆してくださっているはずで。なのに原稿確認ができていないのは由々しきこと、3連休の間に必ず連絡します。(ごめんなさい)

Try(次に挑戦すること)

来週中に、ある程度セールスの体制を整えます。

友人知人の会社にも、いくつか声を掛けてみようと思います。「採用広報における記事・コンテンツ作り」のアウトソースを検討されている方がいらっしゃれば、ぜひお声掛けください。

月初の課題に対して

今月の課題は、

・KPIを設定し、数値管理しながらセールスを行なう

になります。今週は色々数値とにらめっこしながら、10〜12月のプランニングのことを考えていました。1日たりとも無駄にできないのですが、無理した計画を立てても仕方にないので、優先順位をきっちりとつけながらセールスに取り組もうと思います。

学び、辛み

半ば必要に追われて……ということですが、事業報告のために創業1年目を振り返る時間を持ちました。自分自身で耳が痛い情報も多いのですが、このタイミングで課題が明確になって良かったです。

いちおう毎週、仕事の振り返りをnoteでも行なっているのですが、当然といえば当然ですが、具体的な数値の公開はしていません。それに甘んじて、自分自身で数値管理をしていない状態がかなり続いていて、それは経営者としては失格だなと改めて感じた次第です。

創業2年目は、最低でも月次で経営数値管理を、そして週次でセールスのKPIの確認をすることを徹底したいと思います。

まとめ

今週から読書を再開しました。

映画鑑賞に思い切り時間を割き過ぎていて、なかなか読書の時間を持てていなかったのですが、やはり書籍によるインプットは僕にとって大切です。noteやPodcastでもアウトプットしていこうと思います。

今日は本屋に行って、以下の2冊を購入しました。

どちらも信頼する知人に紹介してもらった本です。ぜひ、noteを読んでくださっている方も、おすすめの本があればTwtter DMにてご連絡ください。

おまけ:「事業計画及び成長可能性に関する事項」の雑感

先週に続き、今週もグロース市場に上場している企業の「事業計画及び成長可能性に関する事項」をチェックしました。今週読んだ資料は、「北欧、暮らしの道具店」でお馴染み、株式会社クラシコムです。

株式会社クラシコム(2022年8月5日)

名前はずっと前から聞いていましたが、創業は2007年。当時から北欧を軸にした事業展開をされており、15年間ずっとブレていないことに驚きました。15年前を思い出すと、確かに当時、「北欧」という言葉は多くの人が憧れを感じるような言葉でしたが、北欧家具などはある種ブームのような感覚もあって。それを日本におけるライフカルチャーのひとつして育ててきたのが、創業者の青木耕平さんです。

・暮らしを自分らしく、美しいものにすること
・日常のささやかな幸せを大事にすること

クラシコムは、これらを北欧カルチャーの本質として捉えているそうです。それは働き方にも体現されており、「事業計画及び成長可能性に関する事項」の資料にも、序盤となる8〜9ページ目にクラシコムの組織風土が紹介されています。会社が目指す理想を叶えるためには、まずは従業員にとって理想的な働き方を提示しなければならない。それを象徴しているような資料の作り方だなと感じました。(ただ「働きやすい」だけでなく、従業員ひとり辺りの粗利益は3,296万円という高さ。効率性、生産性も並行して達成していることも驚きです)

ビジネスモデルで興味深かったのは、「「ビジネスライン」は、「カルチャーアセット」と「エンゲージメントチャネル」によって支えられている」という言葉。

クラシコムは「青葉家のテーブル」という映画作りに取り組んだことでも知られていますが、これはあくまでビジネスラインを推進していくためのコンテンツであるということ。もちろん映画がヒットするに越したことはありませんが、クラシコムが「自分たちはどういったことで売上をあげられるのか」といったコアバリューをしっかり認識しているからこその、スタンスではないかとも感じています。ただ逆にいうと、コアバリューをしっかりと果たしていくために、エンゲージメントチャネルの施策やカルチャーアセットとしてのコンテンツメイクもないがしろにはできない。そういった目的意識をしっかりと持ち、会社全体で共有している点が強みなのではとも感じた次第です。

他にも、

・デモグラフィックな基準でセグメンテーションしない
・実質的な競合関係にある他社が存在していない
・(経営方針として)ミッションを果たすため、我々は最低限「自由」「平和」「希望」を獲得していなければならない。

など、他企業には見られないような表現が、とても美しく散りばめられています。この資料を読み込むだけでファンになってしまいそうなほどです。いやあ、本当に美しい。

長々と駄文を記してしまいましたが、ぜひ、クラシコムの「事業計画及び成長可能性に関する事項」の資料は実際に読んでいただきたいです。こんな面白い会社・ビジネスモデルがあるんだなあ。

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