1回目の映画「TAR/ター」の感想

先週木曜日に、ようやく観れた「TAR/ター」。

おそらく僕にとって、これから映画館で最低でも3回は観ることになる作品になると思う。それは「素晴らしい映画だった」からではなく、「全く分からなかった映画だった」からだ。

2回目以降の自分自身の変化を可視化すべく、1回目の感想を備忘録として残しておく。

映画好きの仲間に送ったLINEメッセージは、

各所で大絶賛の中、謎のシーンが数々出てきて意図を考えながら観ていたらいまいち没入することができず。常に半周くらい置いてけぼりにされていたら2時間半経っちゃった。という感じです

というもの。週末を挟んで「TAR/ター」のことを思い出しても、考察記事などを読んでも、ざっくりとした所感は変わらない。

・不協和音の意図は何?
・「雑音への感性こそ知性」とショーペンハウアーを引用したのは何故?
・仕事場の隣人は何者?出現の必然性は何?
・なぜEGOTを獲得したターの近くに、貧相な隣人が住んでいるのか?
・音楽にかかわる仕事場なのに防音じゃないの?
・オーケストラへの指示、ドイツ語部分をあえて字幕つけていないのは何故?
・オーケストラのメンバーたちによるターへの眼差しは、尊敬?軽蔑?どちらでもない?
・ターがたびたび「作曲家の意図」に言及する理由は?
・「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルランさん、ちょっと扱い雑じゃない?ノエミ・メルランさんじゃないとダメだった?
・最初のチャットでは何が描かれていた?
・ターが最初の公開インタビューで「愛」を語った意図とは何?
・ターはなぜ、ほとんど姿が見えない状態でロシア人の若いチェリストを見出した(見出せた)?
・結局、見つからなかったスコアはどこにいったんだっけ?

こんな感じだろうか。

来週は締切のある仕事もある&月末に向かう時期でもある……のだけど、何とか時間を工面して、2回目の「TAR/ター」を観に行きたい。必ず。

#映画
#映画レビュー
#映画感想文
#TAR
#ター
#TARター
#トッド・フィールド
#ケイト・ブランシェット
#ノエミ・メルラン

この記事が参加している募集

映画感想文

記事をお読みいただき、ありがとうございます。 サポートいただくのも嬉しいですが、noteを感想付きでシェアいただけるのも感激してしまいます。