トライアスロンを始める時に必要に機材と準備①

過去にyoutubeの方で、トライアスロンに必要な機材について話したことがあるのですが、物価上昇に伴いトライアスロンに必要な機材の価格も徐々に値上がりしていきました。
特に自転車(ロードバイク、トライアスロンバイク)の値上がりは顕著です。アメリカ、イタリアをはじめとする海外メーカーのフレームのフラグシップフレームは100万円に迫るものもあります。これを完成車にしてしまうと150万円をこえるという場合もあります。
いわゆるミドル〜ハイグレードでも40万円を軽く超えて60万、70万、、、
私が自転車を始めた頃は、ほとんどのブランドにアルミフレームが数台ラインナップされていて、10〜20万円で自転車を始める人が多かった印象でした。
今でも一部のメーカーはアルミを用意していますが、カーボンが優勢です。
それだけ時術が上がってきたというのもあるのですが初心者が自転車を始める場合はアルミバイクに、リムブレーキという組み合わせで十分だと私は考えています。車と同じで初心者は自転車に何かしらの衝撃を与えてしまって破損するリスクが高いですよね。
なので少しの衝撃では破損のリスクが少ないアルミフレームを推します。ブレーキについても最近はエントリーグレードでもディスクブレーキが主流になっていますが、修理もしやすく、初心者が外でトラブルに対応しやすいのはリムブレーキになります。もちろん雨の日の制動力はディスクに軍配が上がると思いますが、初心者にはディスクのメリットよりも、リムブレーキのメリットが勝ると個人的には考えています。
なのでトライアスロンもそうですが、ロードバイクを始める初心者の場合、デザインなどが自分が愛せるものがあるならば無理して高価なバイクを買うよりも、カーボンバイクを購入するよりもアルミバイクを20万円くらいで手にいれるほうが良いでしょう。
トライアスロンもしくはロードバイクを始めるにしても、その他のアイテムも必要になってくるのでバランスよく投資をしたほうが賢明です。
ランニングシューズも、まず優先すべきは自分の走力に合っていて、怪我を極力低減できることを優先すべきだと考えます。
高価なカーボンが入っている高反発のシューズよりもクッション性や足の形に合っているものを選びましょう。
スイムで必要なウェットスーツもさまざまな商品が市場には出回っていますが、まずは呼吸が楽に可能で泳ぎやすくメンテナンス性の高いものを購入しましょう。
非常に薄く作られていて、「水の抵抗が減らせます!速く泳げます!」というような商品もありますが、得てしてそのようなスーツは耐久性が乏しく、1シーズンで破れてしまった。なんていう話も非常に多く聞きますし、実際に見ます。。。
レースに出ている以上、速くゴールしたい!という気持ちを持つのは当たり前なのですが、自分の目標がどこにあるのか?本当に必要なのか?を自問自答して機材購入前にじっくりと吟味する時間を作っておきましょう。
多くの参加者がフルタイムワーカーとして働き、レース以外の用途で走ったり、泳いだりすることもあるでしょう。機材の購入費は貴重なポケットマネーですし、家族の理解も必要になります。
そして、できれば色々なレースへ出場してみたい、長くトライアスロン、ロードバイク、ランニング、スイミングを続け健康でいたいと願う人がほとんどだと思います。
高価な機材を破損してレースへ出られない、続けられない、怪我をして走れなくなってしまう。という道筋を辿らないためにも機材選びは慎重に行うべきです。
フレームのグレードを下げて残った資金で家族サービスをしたり、自分の体を強化する方向に投資したほうが、結果として速くなることもありますし、長く続けるという意味では、家族サービス、特にパートナー(男性であれば妻へ、女性であれば夫へ)にサービスをするほうが競技を長く継続できる確率が上がります。
これは私がトライアスロンを始めたばかりの頃にCEEPOの社長、田中さんからご教授いただいた今でも最も優先すべき事です。
トライアスロンを長く続けたいのなら奥さんを大切にしなさい!というお言葉をチームの忘年会で正座をして聞いていたのを覚えていますw
その教えを忠実に守っている?効果が出ているのかわかりませんが、私はトライアスロンに妻がついて来てくれますし、応援もしてくれるは本当に感謝しかありません。
新しい機材を購入するにしても1万円以上するものは妻へ毎回相談・報告していますが、却下されたことは今のところありません。
一番よくないお金の使い方はトレーニング不足からくる不安を機材に頼って補おうとすることだと考えています。
そのような事態にならないようにトレーニング計画(休息の計画も含む)をしっかりとたててレースに臨みましょう!
トレーニング計画の立て方については別の記事を今後書いていきたいと思っています。

 長々と書いてしまいましたが今日のまとめとしては。
・トライアスロン 初心者は高価な機材を購入する必要はない。
・バイクはアルミ、リムブレーキでも十分レースへ出られる。
・購入を焦らず自分に必要な機材かどうか吟味する時間を作る
・スイムは呼吸のしやすさ、耐久性の高いものを
・ランは走力に合わせ、防ぎクッション性を重視し、足の形に合わせる。
・パートナー、家族への投資も忘れずに
・不安を機材に頼って補おうとせず、トレーニング計画をしっかりと立てる。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?