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『関係人口の社会学』を読む ②

前回の ① では、過疎化現象は、いつ頃ら始まったのか?
1960年代前半から時系列に見てきました。

『関係人口の社会学』田中輝美 著
大阪大学出版会 (2021.04.25)

『関係人口の社会学』を読む ①

次に、「関係人口」と云うコトバが登場する歴史的な流れを見ることにします。

関係人口の概念

「関係人口」と云うコドバは、2016年に生まれた新しい概念です。p.58

『都市と地方をかきまわぜる』高橋博之 著
光文社新書 (2016.08.17)

【ブックレビュー】

『ぼくは地方で幸せを見つける』指出一正 著
ポプラ社 (2016.12.)

【ブックレビュー】

【関係人口】

関係人口は、量的な概念ではなく、個々人を対象として関係性をより意識すべき。(小田切 徳美 2018) p.59.

総務省【関係人口創出事業】2018年〜

【まち・ひと・しごと創生総合戦略】2014年〜

【2021年版】

関係人口の定義

総務省【関係人口ポータルサイト】

【関係人口の定義の整理】p.75 表3

高橋博之:交流人口と定住人口の間に眠るもの
指出一正:地域に関わってくれる人口
田中輝美:地域に多様に関わる人々
総務省:地域や地域の人々と多様に関わる者
小田切徳美:地方部に関心を持ち 関与する都市部に住む人々
河井浩仁:地域に関わろうとする、ある一定以上の意欲を持ち、地域に生きる人々の持続的な幸せに資する存在

【関係人口の類型】p.80 表5

1) ふるさと納税 / 特産品購入
2) 来訪型
3) 風の人
4) 2地域居住

参考【東北食べる通信】
参考【しまコトアカデミー】

関係人口とは

特定の地域に継続的に関心を持ち、関わりを持つ “よそ者” p.93

次回は、第3章を読んでいきます。
pp.93〜121.

2021.07.25.

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