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『第三の支柱』ラグラム・ラジャン 著みすず書房

これまで「経済成長」の時代に、生産と消費を加速させて来た資本主義に行き詰まりが見えている。
環境や格差問題を始め、様々な歪みが溜まってきている。

カネがカネを生む装置としての資本主義

モノとモノを交換する場としての市場(経済)

▶ 資本主義と市場経済を混同させてはいけない。

『第三の支柱』ラグラム•ラジャン 著
みすず書房 (2021.07.16)

タイトルの『第三の支柱』は、国家と市場と並ぶで支柱としての “コミュニティ” を意味している。

“コミュニティ” とは「規模を問わず、メンバーが特定の地域に住み、統治を共有し、共通の文化的及び歴史的遺産を有する事が多い社会集団」

コミュニティと市場の連携の重要性

コミュニティの力を強めることで、人々が労働市場やセーフティネットにアクセス出来るようにすることが出来る。

【日経書評】2021.09.25.

【みすず書房/公式サイト】

2022.01.16.

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