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【ウエルビーイング】②

Wellbeing / Well=よい と Being=状態 あり方 を組み合わせた言葉

心身ともに満たされた状態であること

『わたしたちのウエルビーイングをつくりあうために』
監修•編著:渡邊淳司 ドミニク•チェン
編著:安藤英由樹 坂倉杏介 村田藍子
デザイン:waonica
BNN (2020.03.16)

私のウエルビーイング

▶ ウエルビーイングの心理的要因

1) わたし:自分自身に属する要因
やりたいことがある
目標がある
自分自身の好きなことに打ち込む など

2) わたしたち:他者との関わりに属する要因
人に認めてもらう 他者と認め合える
感性を共有出来る など

3) コミュニティと公共:社会との関わりに属する要因
社会に貢献する
多様な価値観を受け入れる
自然との一体感を体得する など

pp.16〜18.

ウエルビーイングの状態に気づく

3つの領域
1) 医学的な領域
2) 主観的な感情に関する領域
3) 持続的に “いきいきとした状態”
▶ アリストテレス「善」「快楽」「幸福」
▶ エド•ディナー「人生満足度」「ポジティブ感情」「マイナス感情が無い」
▶ ミハイ•チクセントミハイ「何かに熱中している状態/フロー」
▶ マーティン•セリグマン「Positive emotions」「Engagement」「Relationship」「Meansing」「Achievement」PERMA理論

pp.19〜22.

テクノロジーと「幸せ」

『ウエルビーイングの設計論』
【ブックレビューより】
人の「こころ」の領域にまでITが入り込んできた今、人間の潜在能力を高め、よりいきいきとした状態(=ウェルビーイング)を実現するテクノロジーの設計、すなわち<ポジティブ・コンピューティング>のアプローチが求められています。
近年注目されている「マインドフルネス」や「レジリエンス」「フロー」などもウェルビーイングを育むための要因ですが、ではこういった心理的な要因とテクノロジーを、どう掛け合わせることが出来るでしょうか。
本書では、ウェルビーイングに関する様々な分野の最新の研究成果を基に、
この問いを解き明かしていきます。
これからのテクノロジーの在り方や、向き合い方を考えるうえでの基盤となる1冊です。

pp.22〜23.

ウエルビーイングとは何か?

近年の福祉理念は、社会的弱者を救うと云う welfare から 自立的な活動や自己実現をとおしての wellbeing へと変化していると言われています。p.29

ドミニク・チェンさん×渡邊淳司さん 「ウェルビーイングをもたらす、未来のテクノロジー」対談。2020.11.26

ウエルビーイングの構成概念

「わたし」のウエルビーイング

概念図

p32. ウエルビーイングの見取り図

p.36ウエルビーイングの構成要因

pp.34〜49.

「わたしたち」のウエルビーイング

日本人が重視する my ではなく、Collective (私たち)のウエルビーイング

欧米型:個人が家族や友人といった他者とは独立した存在 → 個人主義への偏重から脱却する individual (分割不能な最小単位として捉える近代西洋の認識論

日本型:自己の境界が他者のそれと半ば融和しており、ある感情を他者と伴に経験する → 摩擦がない frictionless

pp.50〜59.

コミュニティと公共のウエルビーイング

インターネットが普及し「コミュニティ」は、どのように変わっていっただろか。インターネットが つくる未来への期待。

インターネットを介した新しいコミュニティの形成をコミュニティ論の射程に取り入れることから始める。

「安心」「公共性」「社会的創造」

pp60〜75.

インターネットのウエルビーイング

欧米では「個」が集まって社会が形成されている。
日本では「共(わたしたち)」の人間観が観られ「個人の自立性」「思いやり」「他者を受け入れる」と云う3つの要素が重要視される。

pp.76〜89.

ウエルビーイングのためのワークショップ

なぜ「ワークショップ」なのか?

pp.258〜287.

【PDFダウンロード】

【ダウンロード】

http://wellbeing-technology.jp/

【関連図書】
『ウェルビーイングの設計論』

http://www.bnn.co.jp/books/8473/

【ウエルビーイング】①
 2022.02.20.

2022.02.23.

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