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【読了】『模倣と創造』

はじめに

絵の上手さ(創る)とは、センスや技術ではない。左脳(論理/言語)と右脳(直感/イメージ)が、ものの見方、意識の向け方で使い分けられる。
創造は、仰々しいものとしてとらえない。pp.8〜9.

『模倣と創造』
佐宗邦威(さそう くにたけ) 著
PHP研究所 (2022.03.31.)


第1段階
模倣
:意識を外に向け、自分自身の感性のセンサーが、反応するものとが出会う段階

第2段階
想像
:世の中にあるものをちょっとづつ変えて自分らしさを、ちょっとづつ入れ込んでいく。

第3段階
創造
:自分なりのテーマを具体化する。
そのために、創造のリサイクル「インプット(守) 〜 ジャンプ(破) 〜 アウトプット(離)」をどんどん回し、創りたいものに落とし込んでいく。

【守破離の解説】
「守」は、型や技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の教えについても考え、良いものを取り入れ、発展させる段階。「離」は、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
pp.16〜17.

第1章 模倣 まねる imitation

「まねる」ときに大切なこと
ちいさな違いまで観察すること
感性のセンサーを働かせる
手を動かして真似る
デジタルの時代だからこそ「手を動かす」ことが重要になってくる。

センスとは感じること
「いいなぁ〜」「素敵だなぁ〜」「美しいなぁ〜」と云う感じる気持ち

「まねる」をとおして「感性のセンサー」を磨く。センサーを磨くことから「何かをつくりたい」て云う気持ちを大切にする。
pp.30〜64.

第2章 想像 えがく imagnation

私と云う主人公
独自性を生み出すチカラ
 
自分が感じている感情と対話する。
自分の好きな世界に浸る。
そして、自分のつくりたい世界を想像する。
余白 空白
感情 
喜怒哀楽
想像 
自由に妄想
受容 聞き上手
pp.68〜104.

第3章 創造 つくる creative

飛躍 発散と収束
形式 表現フォーマット  
熟成 ひらめき 
工房 自分と向き合う場 アトリエ
企画 楽しさから始める もやもやを抱きしめる
表現 締め切り アトリエ 道具 こだわる
見立 作品の個性、独自の世界観と出会う
前進 入ってくる情報をインプットはかりしようとしない
点描 自らの問いをつくる
開花 
pp.108〜194.

おわりに

表現の技術
自分のイメージを表現する技術

コンクテクトの理解
コンテクスト(Context)とは、英語で背景、状況、場面、文脈を意味する言葉。日本語では文脈という意味で使われる。

イメージ
自分の頭の中のイメージを解像度高く知覚する

pp.195〜206.

『模倣と創造』誕生秘話

PHP研究所普及局

【追記】2023.02.06.

『直感と論理をつなぐ思考法』

『直感と論理をつなぐ思考法』
VISION DRIVEN
佐宗邦威 Saso Kunitake 著
ダイヤモンド社 (2019.03.06.)

『直感と論理をつなぐ思考法』を読む

【読書百遍】『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』を読む

【追記】2023.02.10

DIAMOND ONLINE

【関連/電通報】

直感と論理をつなぐ思考法 / 2019.04.26

【Twitterより】

2023.02.01.
2023.02.06. 追記
2023.02.10. 追記
2023.03.04. 追記


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