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【読書百遍】『知的生産の技術』

我々 団塊世代が社会に出始めた頃(1970年代)は、コンピューター時代に入ろうとしていた時代でした。

【情報革命の歴史 wikipedia】

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%9D%A9%E5%91%BD

【パンチカードからCUIの時代】

http://www.pc-master.jp/words/cui-gui.html

知的生産(情報のインプット・アウトプット)について、さまざまな技術の開発や体系化が試みられました。

梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』は、今でも時々 読み返しています。

『知的生産の技術』梅棹忠夫 著
岩波新書 (1969.07.21 第1刷)

その後、2015.06.26 第94刷で改版されました。

本の内容

知的創造を助ける装置や様式を記したエッセー。
「発見の手帳」からカード、ファイリング、読書術、「自分のための業務報告」としての日記、執筆前に関連する事柄を紙切れに書いて並べる「こざね法」まで、野外調査や共同研究をふまえた多彩な話題が並ぶ。

『知的生産の技術』について

お仕着せの既製品を 騙し騙し使うのか、いっそ 自分の必要に合わせて道具や技術を こしらえるのか。

『知的生産の技術』の最大の教えは そこにある。

今回のタイトル【読書百遍】
ネーミングの切っ掛け

▶ 本棚や机に積んどくのではなく、一冊の本を積んで(発酵させ)二度三度読む。
「読書百遍、意 自ずから通ず」
p.123より

▶ 本は二重に読む
① だいじなところ
② おもしろいところ
本に線を入れる/ダーマトグラフ
p.124より

▶ 創造的読書
本を読んでいて閃いた時
p.126より

読み返す時、新しい視点や気づきがある。

2020.07.01【梅棹忠夫】

『知的生産の技術』梅棹忠夫 著
岩波新書 (2020.06.26) 100刷

2020.09.21

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